澤楽の体質改善のためのタイプ別診断!養生法シリーズ

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体質診断

体質を知るために必要な事は何か?

他の人との違いを知る事と自分の身体の傾向を知る事です。

こちらでは西洋医学の内蔵の知識と東洋医学の五行の知識を融合してあなたの体質を診断します。

 

東洋医学と西洋医学を融合する

内蔵の具体的な機能は西洋医学の知識を借りましょう。

東洋医学の五行から分類すると肝臓と胆のうは木タイプ


胆汁は肝臓で作られるので同じグループなのは納得ですね。

胆汁は脂質の吸収を助けるので肝臓の代謝の原料です。

じっとしているのは苦手で体調が崩れ出すとイライラしやすく目ヤニや疲れ目など、目のトラブルが多くなります。

  • 酸っぱい味が好き
  • 春に体調を崩しやすい
  • のぼせやすい
  • 寝つきが悪い

などが出てきます。

責任を感じるとつい頑張ってしまい、いい加減な人間が嫌いなので人に任せるのが苦手自分でやらないと気が済まないのが特徴ですね。

 

自分が木タイプだと思う人はこちら

 

火タイプは心臓と小腸が分類

小腸で脂質は胆汁の助けを借りて吸収されます。

吸収された脂質はリンパに入り心臓へ戻り全身へ送られます。

体調が崩れ出すと舌が腫れたり舌を噛みやすくなったりします

  • 苦い味が好き
  • 夏に体調を崩しやすい
  • 疲れると顔色が赤くなる
  • 暑がり

などが特徴ですね。

気分にムラがあり人から笑いすぎだと言われる事も。熱を発散させるための行動ですね。

外交的な反面、独りが苦手でグループ行動を好みます

楽しい事やイベント、宴会、お祭りが好きなので思い立ったらすぐ行動し幹事を買ってでます。

⇒自分が火タイプだと思う人はこちら

 

土タイプは胃と脾(膵臓)が分類

 

消化の良し悪しは血の巡りに左右されますね。

胃からは酸性の消化液で膵臓からはアルカリ性の消化液。

お互いが違う性質で助け合います。

消化が上手く行かないと気血津液は始まりませんので最もバランスが良く乱れにくい場所でもあります。

それだけに胃や膵臓を壊すような食生活を送れば万病の元になるのは当然と言えますね。

このタイプは

  • 唇が荒れやすく口内炎も出来やすい
  • 甘いものが好き
  • 疲れると顔色が黄色っぽくなる
  • 炭水化物や脂質を食べ過ぎる

などが特徴ですね。

季節の変わり目に体調を崩しやすくクヨクヨと思い悩む。

食べ物があれば元気だが空腹に弱い。だからこまめに何か食べようとする。

でも食べ過ぎると身体がむくみ常に倦怠感がある。

記憶力は良いが優柔不断で想像が膨らんでいきます。

⇒自分が土タイプだと思う人はこちら

 

金タイプは肺と大腸が分類

胃腸反射はご存知でしょうか?

胃に食べ物が入ると大腸は排泄の準備をします。

大腸は排泄の他に鉄分の吸収を行い、肺で吸収した酸素の運搬を助けます

また大腸での排泄が上手くいってない人ほど喘息やアトピーなどアレルギーの原因になると言われます。

  • 鼻炎や花粉症など鼻のトラブルが多い
  • アレルギー持ちである
  • 風を引く時は喉からで呼吸器のトラブルが多い
  • アトピーの人も多く洗い物で手荒れが起きやすい
  • 秋に体調を崩しやすい

などが特徴です。

身体が水分不足だと下痢か便秘が慢性的に続き風邪をひきやすくなる

色白の人が多く感性豊かな芸術家肌の人も多いが、スポーツをすれば身体は頑丈になる。

割と後ろ向きで悲観的な面もあるが、人には優しく他人の良い所を見つけて恋に落ちやすい一面も。

⇒自分が金タイプだと思う人はこちら

 

水タイプは腎臓と膀胱が分類

腎臓は西洋医学では副腎と生殖器の機能に分類されます。

膀胱は腎臓からの尿の排泄と再吸収の機能で、大腸でのミネラル吸収が上手くいってない人は頻尿になりやすくなりますね。

副腎や生殖器は呼吸の浅い人ほど弱りやすい特徴もあります

そして水タイプは再び木タイプにエネルギーを与えます。

身体の代謝量は水分量に左右されますね。

エネルギーを得るために代謝を行うと熱が発生します。

汗をかく人は熱を発散できますが、出来ない人はこもった熱が下がるまで待たないといけません。

これが低体温症の原因にもなりますよ。

  • 耳鳴りや中耳炎などの耳のトラブルが多い
  • 冷え性である
  • 冬は慢性的に腰痛を抱えやすい

などが特徴です。

慎重な面もあるが、たまに周りが驚くほどに大胆な行動をする事もある。

行動ありきで準備するので体験に基づいた知識が豊富である

⇒自分が水タイプだと思う人はこちら

 

 

 

まとめ

西洋医学では各臓器の緻密な構造や機能まで解き明かしているので学んで損はありません。

ですが、100%の理解をしても身体の事を解き明かした事にはならないでしょう。

自然の成り立ちを理解するのに川や木を個別に研究しても理解には及びませんから。

木を見て森を見ずにならないように身体の助け合いに着目するのが東洋医学ですね。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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