頭痛を東洋医学で体質改善

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頭痛

よく頭痛に悩ませられてる。

頭痛になると何にも手につかない。

頭痛薬も効果なし、、、。

こんな症状で悩んでいませんか?怖いのは、効かない薬やサプリを飲み続けて、余計に身体を悪くする事ですね。

こちらでは、薬では効果が上がらないタイプの頭痛の原因と、根本的な解消法について書いていきます。

人物紹介

澤 楽(さわ らく)

東洋医学をベースにインサイド整体で身体の体質改善を目指す鍼灸マッサージ整体師。 栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康を実践しています。

⇒澤楽がインサイド整体で解消できる疾患一覧

薬でも効果の出ない頭痛とは

頭痛の種類は、腫瘍などの器質的な異常を除けば、原因は二種類に分けられます。

 

①緊張型の頭痛

血(栄養)の流れが悪くて瘀血(おけつ)を起こしている状態です。

血流を良くすることが大切なので身体を温めるとマシになります。

 

②偏頭痛

血流が流れ過ぎる頭痛で、冷やした方がマシになるタイプです。

このタイプの原因は熱が頭に上がり過ぎている気滞(きたい)です。

熱が頭に上がり過ぎるのは身体の冷却機能が低下していることが原因です。

この偏頭痛をタイプ別に見ていきましょう。

 

木タイプ

強烈な頭痛に襲われるタイプ。水分量はやや多いが代謝がかなり高いので普通に生活する分には頭痛は起きず働き過ぎや暴飲暴食がキッカケで起こります。

感情にも左右され怒りがきっかけとなり頭に昇った熱が緊張性頭痛を引き起こします。

ギリギリと締め付けるような痛みが特徴です。心を落ち着けて過剰な代謝を抑えましょう。

 

火タイプ

痛みはマシだが長く疼く頭痛に襲われるタイプ。長時間の勤務や同じ姿勢が悪影響し水分の巡りが足りない事で悪化します。

疲れが抜けない時は朝から不快で悩まされます。朝が一番、水分の巡りが滞るためですね。

主に津液(水分)の不足が原因です。代謝に対して水分が不足しやすいのでこまめに摂る事と定期的に休息をとるのが重要ですね。

 

土タイプ

あまり頭痛に襲われません。

ただし二日酔いは頭に来るタイプで、ひどい方ですね。気(代謝)と津液(水分)のバランスが良いので、頭痛が起こるのはバランスが崩れるのがきっかけです。

胃腸を温めることでマシになります。

代謝を高め水分の吸収も良くなりますから。

極端な水分不足か代謝過剰を起こすのは飲み会や夜遅くの飲食ですね。意識して控えましょう。

 

金タイプ

天気に左右される頭痛があります。

天気によって影響を受けるのは気圧や湿度の変化に身体がついていかないからです。

水分が代謝よりも多いので熱が昇る事が原因の緊張性頭痛は起きません。

ズーンと重たい感じが特徴で痛みは強めです。いわゆる偏頭痛と呼ばれるタイプですね。

過剰な水分が頭に留まる事で脳が圧迫されます。頭を冷やし足を温めるほうが落ち着きますね。

 

水タイプ

頭痛にはなりにくいタイプですね。

冬に風邪を引きやすいので、それに伴う頭痛やウィルス性の頭痛が出やすい。

熱を作る量は普通だが、水分の多さから寒さに弱いので、身体を動かす事で代謝を上げておけば体調も崩しにくいですね。

 

 

まとめ

頭痛は熱の昇り過ぎか水分が頭に留まり過ぎている時に起こります。

熱が原因の物を緊張性頭痛で水分が原因の物を偏頭痛と呼びます。

代謝と水分のバランスはタイプによって違うので自分のタイプを見極めて適切な処置を摂りましょう。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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