東洋医学の五志で体質診断!タイプ別の対応とは

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五志で体質診

あの人の性格が分からない。

何がツボなんだろう?

相手の感情が分からない事はありませんか?

東洋医学では感情の傾向から体質や性格診断をしていました。五志とは、怒・喜・思・憂悲・恐驚と、感情を五つのグループに分類しています。

タイプによって、いつも同じ感情が出るわけではありませんが、よく出る感情があれば、その人のタイプが分かります。そうすれば、今よりもっと、人付き合いが楽になるかもしれませんよ。


木タイプの人は「怒」

 

怒りが基本感情の木タイプ人は、理論的でキッチリタイプ。

人よりも働き続ける分だけ、少し厳しくなりがちです。リーダー気質なので人を起こることに躊躇いはありません。

でも悪気は無く烈火のように怒っても、引きずらないサバサバしたタイプですね。

案外、感情に訴えかけると親身になってくれるタイプなので、プライベートの話もした方が良いですね。

そして、よいしょに弱いのもこのタイプ。頼りにされるのが好きなので、どんどんお願いした方が良好な関係を築けます。必殺の言葉は「頼りにしています」

 

火タイプの人は「喜」

外交的で楽しい事が大好きさん。

ノリが悪い人や空気を読めない人を嫌います。

ただ仲間意識は強く面倒見は良いですね。

率先して気配りすると可愛がられますよ。

また、感謝の言葉を欲しがるのが火タイプ。逆に普段から、「ありがとう」などのねぎらいの言葉をかけると、より面倒をみてくれます。

 

土タイプの人は「思」

思というのは思い悩むという感情ですね。

話の間に「えー、あのー」と入って考えながら話すのはこのタイプ。

一見ウジウジしているようにも見えますが想像力は人一倍。

何が言いたいのか分からなくなってきたら理論的に導いてあげると優れた結論に辿り着きます。すると、良い結果になる事も多いですね。

普段から、縁の下の力持ちタイプなので、「お疲れ様」の言葉をもらうと機嫌よく働きます。

 

 

金タイプの人は「憂」

憂は哀しむという感情。

割りと記憶力は良いが後ろ向きな所が目立ちます。

でも気分屋なので、すぐにケロッとしています。

面倒を見られるのが好きですが縛られ過ぎても嫌がるので、ある程度は自由にさせてあげると持ち前のセンスで良い仕事をします。

好きな褒め言葉は「さすがですね」。自分にしか出来ない仕事をした時ほど、テンションが上がります。ただし、気分屋なのでダメな時は、とことんダメなのがたまに傷。マイペースなので放っておくのも優しさです。

 

水タイプの人は「恐」

慎重な一面があると思いきや猪突猛進するタイプ。

恐れる事が多いので大きな失敗はしませんが、行動ありきが目立つので失敗は多いですね。

より考える時間を与えて、計画を作らせてから行動してもらうと良い結果が出やすいですね。

失敗を叱るよりも、「次は頑張れ」と励ましてあげると、次の日からまた頑張れるタイプですね。

失敗を恐れないように、面倒を見てあげると、どんどん成長するタイプです。

 

おまけ

近年、有名になってきたのは人の性格は腸内細菌によって決定されるという事。

実験によると腸内細菌を入れ替えた動物の性格は移植した腸内細菌の持ち主の性格になったそうです。

この糞便移植は、科学的にも体内の事が性格に影響を与える事を示した一例ですね。

五タイプは力を与える関係と、コントロールする関係があります。

相手の性格を踏まえて、適切な言葉をかけて相手と付き合えば、より良い関係を築きやすくなります。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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