イライラや頭痛は肝のツボや自律神経を調節して改善しよう!

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肝経のツボ

昔からの頭痛で長年悩んでいる。

ストレスが溜まるとすぐにイライラする。

目が疲れると充血しやすく頭痛も起こる。

こんな症状に悩んでいませんか?

こんな症状は東洋医学では肝の問題に分類されるので原因と対処法を書いていきます。

 

肝の問題とは

肝臓は血(栄養)を貯蔵し代謝を調節します。

東洋医学では血流と同時に熱の動きや気(代謝)の調節などを総合的に考えます。

つまり、

  • 筋肉のつりやすさ
  • 爪の状態
  • 精神面
  • 目の状態

は肝臓の状態が反映されると考えています。

そして身体への負担が大きい人は肝臓での代謝が亢進し過剰な熱を頭に昇らせます。

  • 頭痛
  • イライラ

などは熱が昇りすぎている時に起こりますから。

性格としては一つの事に集中しやすく固執します。

次は改善のために必要な事を書いていきます。

 

肝の改善に必要な事

肝が亢進しやすい人の特徴としては交感神経優位なタイプが多いですね。

自律神経が乱れやすいわけではないですが、無理を続けると交感神経が暴走してしまいます。

そのため性格としては良い意味では積極的ですが、他人に対しても厳しい性格になりがちです。

改善のためには副交感神経を高めましょう

効果的なのはシャワーを浴びる事です。

また半身浴も良いですね。

深く息を吸うこともお勧めです。

身体を落ち着かせアルコールなどは控えると肝臓の負担は減っていきます

合わせてお勧めのツボを次に書いていきます。

 

交感神経を整える肝経のツボ3選

①曲泉(きょくせん)

膝を曲げた時にできるシワの内側の端です。

親指で軽く10秒ほど抑えましょう。

血流が悪いと少し痛みます。

肝機能を高め血行が良くなります。

全身の水分の巡りも良くします。

 

②労宮(ろうきゅう)

手を握った時に中指があたる場所で、手の平の真ん中付近にあるツボです。

ここは硬いもので強く押しても大丈夫で10秒ほど強く抑えましょう。

交感神経の興奮を抑えるので精神的な疲れにも効果があります。

イライラする時は老宮を刺激しましょう。

 

③太衝(たいしょう)

場所は足の親指と人差し指の間の分かれ目です。

軽く押しても肝臓に不調があると少し痛みを感じます。

時計回りに30秒ほど刺激しましょう。

太衝は、

  • 血流を良くする
  • 冷えを改善する

などの効果で肝機能を高めます。

 

まとめ

肝臓は西洋医学から見ても代謝の上で重要な臓器です。

東洋医学では頭に血が昇った時の精神面も肝の働きとして考えています。

改善には自律神経や血流を調節する事で可能になるのでシャワーやツボを上手く活用しましょう。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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