糖尿病を東洋医学で解消するには!
東洋医学と西洋医学の違い
糖尿病
糖尿病と聞いたら、どんな事をイメージするでしょうか?
多くの人は、甘い物などの、糖分を摂りすぎたのが原因だと答えるでしょう。
もちろん、それも原因の一つです。
西洋医学から見れば、コントロールするためには、血糖値を重要視しますね。
東洋医学では、血糖値だけを問題視しません。まして、糖質だけが問題で、悪い食べ物を避けるという発想はありません。
正しく、糖尿病を知れば、適切な対処法が分かります。
糖尿病を治すために知るべき事とは
西洋医学の見解では、膵臓から出ているインシュリンというホルモンが、きちんと出ているかどうかが重要です。
このため、インシュリンの分泌異常によって、起こる血糖値のコントロールが利かなくなった状態を糖尿病と呼びます。
つまり、西洋医学では
- インシュリンの分泌異常
- どろどろ血液
を問題とします。
対して、東洋医学では、
- 体内に熱がこもる
- 身体の水分が足りない
などの陰虚(いんきょ)と呼ばれる症状が問題と考えます。
そしてこういった問題はアラフォーから急に増えてきます。
症状としては両者とも口渇や血の巡りの悪さから起こる合併症をあげています。
元々、日本人は炭水化物を摂る事は多かったのですが、インスリン分泌が遺伝的に少ない人が多いとされています。
しかし、現在の日本では、糖尿病の患者がどんどん増えているのはなぜでしょう?
そこにこそ、本当の原因が隠されています。
東洋医学から見た血糖値の問題
糖尿病の症状は口渇に体重現象、倦怠感、多尿といった症状が主なものですが、放置する人が圧倒的に多いですね。
放置した時の問題は、
- 血液がドロドロになる
- 血流が悪くなり、血管内の状態が悪くなる
- 余計に血液がドロドロになる悪循環
になるので油断できません。
東洋医学から見た問題点は、血液がドロドロになるほどの水分不の結果として、身体に熱が溜まりやすくなることです。
結果として、過剰な食欲がわきやすく冷たい物を欲しがり、余計に症状を悪化させますので要注意。
この時に食事や冷たい物を我慢するのも大切ですが、熱を発散させる酸味のものや苦味のものを摂る事で、体の熱を発散させましょう。
当然、汗をかいて水分補給をこまめにするのも効果的ですね。
糖尿病にお勧めの食生活
身体に熱が溜まっている状態を胃熱と呼びますが、この状態の人は常に空腹を感じやすいですね。
原因としては
- 油っこいもの
- アルコール
- 冷たい物など
以上をよく摂る人に現れやすいので、注意しましょう。
アラサーまでは平気だった食生活が、アラフォーになると急に身体にこたえます。
つまり、炭水化物を制限するのはもちろん、欲しくなる体質から改める必要があるという事ですね。
なるべく野菜を多く取り満腹感を得るために野菜スープはお勧めです。
また、余分な熱を取り潤いをもたらす食材として、
- 豆腐
- 蕎麦
- トマト
- りんご
などは有効です。
他にも
- ゴーヤ
- パイナップルなど
南国の食材は効果的でゴーヤチャンプルは理想的ですね。
また、水分はなるべく常温のものを飲み、胃を冷やさないようにすると症状は改善されるでしょう。
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まとめ
血糖値が糖尿病の原因になっているのは確かですが、それだけではありません。
同じ食事をしていても、同じ病状になるとは限らないのと同様ですね。
体質もありますが、元々の原因から考えて、原因を取り除く事こそが重要だと考えてくださいね。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院