現代人は老化している!?東洋医学から見た老化を促進させている習慣とは

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老化

ダイエットを長くすると老化するって本当!?

急に老けだした気がする。

肌のハリがどんどん失われている。

美容に気をつかっても効果が出ない。

こんなことで悩んでいませんか?

こちらでは、老化の原因と東洋医学の対処法について書いています。

糖質制限ダイエットで身体が老化する!?

糖質制限ダイエットは効果の高さがもてはやされる一方で老化の危険性が挙げられています。

現在、日本では厚生労働省の基準で、日本人の小児と成人について総摂取熱量(食事によるカロリー)の50%~65%を炭水化物から摂取することを目標としています。

よく一日の平均カロリーはどれくらいという目安がありますが、大切なのはバランスです。

そもそも体格や運動量によって摂取するカロリー量には違いがあるのでカロリー量だけを目安にするのは無理があります。

単純にデスクワークの人と肉体労働の人が同じカロリー量だとおかしいですし、大柄な人と小柄な人では違いがあります。

それなのに安易に糖質制限するとエネルギー不足を起こし細胞が弱っていきます。

 

白米などの炭水化物を過剰に制限すれば脳の機能維持に必要な糖質量が不足し身体の代謝は著しく低下します。

そのため肌のハリなどは失われやすくなります。

そもそも、糖質は脳のエネルギー源として必要なので、減らした分だけ他の栄養で補わなくてはなりません。

脂質はエネルギーとしては有効ですが、代謝の際にケトン体という老廃物が増えて身体に悪影響を及ぼすのです。

 

東洋医学から見た老化の定義

東洋医学から見た老化とは腎の弱りと考えます。

そして腎の弱る原因は気虚と血虚です。

糖質不足は気虚と血虚を引き起こします。

糖質とは、炭水化物から食物繊維を除いたものと定義されます。

大切なのは、糖質の量ではなくミネラルやビタミンなどとのバランスです。

安易に糖質だけをカットすれば内臓などのエネルギー不足を起こして重篤な症状を引き起こす危険もあるのです。

と言っても食べ過ぎも危険です。

腎臓の負担となるのは

  • 血糖値
  • 電解質
  • 性ホルモン

などのバランスが失われることにあります。

結果として老化を促進すると考えられます。

食事の内容も問題となりますが、早食いなども身体の血糖値の急上昇を招き、むくむことから腎臓の負担となります。

さらに長期的なエネルギー不足は精子や卵子の生産を後回しにします。

原則として重要なのは、食事はゆっくり時間をかけて少量で多品目が理想です。

また、東洋医学の観点から言えば、食べ過ぎの予防には噛むことが重要と考えます。

「細嚼(さいしゃく)すれば飢え難し」という言葉があり、よく噛めばお腹が空きにくくなります。

そして血糖値のコントロールをより効果的にするためには同じ炭水化物でも、

  • 芋類
  • かぼちゃ
  • トウモロコシ

などを選ぶとエネルギーを摂取しながら血糖値をコントロールしやすくなります。

 

まとめ

現代人の老化が早まっているのは食事のバランスが崩れているからです。

問題となるのは炭水化物ばかりはもちろんですが、極端に糖質を制限し過ぎると腎虚の原因ともなります。

基本的な対策としては少量の料理を多品目を準備してイモ類やかぼちゃなどを多くとりましょう。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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