土樹が教える脂肪燃焼の仕方
健康法
人物紹介
火なこ(かなこ) 三人姉妹の真ん中
オシャレ大好きで仕切り屋、ルールに厳しい面も。美容師で女性の薄毛に詳しい。リラックスできる時間は大事にしている。感情的だけど素直。
土麻(どま) 二人兄妹
癒し系でのんびりや、食べることが大好き、澤楽の整骨院の受付嬢
インドア派でカラオケが趣味、患者さんに健康体操やツボを教えている。
土樹(どき) 二人兄妹
人間関係を重視してボランティア大好き、土麻のお兄ちゃん。想像力が豊かで歴史もののマンガが大好き、栄養学を教える大学教授。
火なこ「栄養学ってダイエットにも役立つの?」
土樹「一概には言えないけど知識として知っておくと役立つと思うよ」
土麻「役立ちそうな話があるなら教えてー」
火なこ「そうよ、最新の情報を頼むわよ」
土樹「じゃあ、最近になって発表された話をするね」
脂肪を燃焼するとは
脂肪を排出するには、脂肪を燃やすという表現をよく耳にします。
脂肪を燃やすというのは、脂肪を分解するということになります。
昔は脂質が脂肪になると思われていましたが、実際に身体の脂肪になるのは過剰な糖質であることが分かっています。
むしろ、ダイエット中でも必要な種類の油は積極的に摂取することが推奨されています
オリーブオイルを使ったダイエット法は無形文化遺産としても登録されています。
脂肪を分解するには、
- エネルギーを消費する
- 体温を上げる
- 汗をかく
などが効果的です。
なぜなら脂肪を分解すると、その構成する物質である二酸化炭素と水が排出されるからです。
逆を言えば二酸化炭素と水を排泄すれば脂肪は分解されるのです。
だから代謝を高めて汗をかき呼吸を深くする事は脂肪の排泄に有効なのです。
脂肪を燃焼する実験では肺が脂肪の主要な排泄器官であり、残り16%は尿や便、汗として排出されていると考えられます。
結論として、脂肪燃焼で大事なのは
- 炭水化物を減らす
- 二酸化炭素の排出量を増やす
の二点であると証明されました。
また、空腹の時間を長くすることも脂肪の燃焼には重要です。
気になる油の種類
油脂には脂肪酸が含まれます。
脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
飽和脂肪酸は、常温で固形となるもので、
- バター
- ラード
- 脂身
などが該当します。
飽和脂肪酸はヒトの身体の中で作ることができるので、たくさん食べる必要はありあせん。
対して、不飽和脂肪酸は常温で液体となるものが多いです。
植物性の油や魚油などが該当します。
また、不飽和脂肪酸の中でも種類があり、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられます。
一価不飽和脂肪酸は体内で合成することができますので、多く摂る必要はありません。
しかし、多価不飽和脂肪酸は必須脂肪酸と呼ばれ体内で合成することは出来ません。
一価不飽和脂肪酸はオメガ9とも呼ばれ悪玉コレステロールを下げる働きがあります。
そのため動脈硬化予防などに効果があり、オリーブオイルが該当します。
一価とか多価というのは酸化しやすさとも言えます。
オメガ6の代表的な脂肪酸はリノール酸です。
オメガ3の代表的な脂肪酸はエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などの青魚特有の油です。
オメガ6が体内で不足すると、
- 皮膚状態の悪化
- 成長の遅れ
- 肝臓や腎臓の機能低下
- 易感染
などが起こることがわかっています。
オメガ3は血中の悪玉コレステロールを低くし、善玉コレステロールを高める働きをします。
ですが青魚に含まれるオメガ3は扱いが難しく
- 高温での加熱
- 長時間の放置
などで本来の効能が失われます。
保管に注意して、新鮮なうちに食べきるようにしなければなりません。
そしてオメガ3とオメガ6の理想的な比率は2対1と言われており偏らない摂取が大切です。
まとめ
土樹「だからダイエットとは言っても過剰な運動をしたり野菜ばかり食べたりするのはダメなんだ」
火なこ「何か昔とは言ってることが変わるのね」
土麻「私も油は減らした方が良いと思ってた」
土樹「油は種類も大事だけど、新鮮なうちに食べるのがポイントだね」
「まあ二人は無理に痩せなくて良いと思うけど」
火なこ・土麻「あんた(お兄ちゃん)は少し痩せたほうが良いわよ」
「えー( ノД`)シクシク…」
LINEに登録してもらえれば最新のブログ情報をお届けします。 また、個別に治したい症状があれば改善のために必要ツボのとり方を送ります
⇒施術や講義を希望の方はこちら
筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院