水江が教える薬膳から見たナッツの効能の話

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人物紹介

水江(みずえ) 二人姉弟

アウトドアが大好きで遊園地では絶叫系が大好き、ナッツやドライフルーツにハーブティーを扱う店の店長。時に強引で突っ走るタイプ。

水江「いらっしゃいませ!今日はあなたにあったナッツを紹介します」

 

1、クルミ

クルミは生活習慣病予防に効果があるナッツの王様です。

  • コレステロールを下げる
  • 血液をサラサラにする
  • 睡眠の質を高める

などの効果から循環器系の疾患を予防します。

薬膳では温で甘に属し、肺腎に大腸を助けます。

身体を温める事で滋養強壮にも役立ちます。

また冷え性による便秘を解消しますが、身体に熱がこもっていたり水分不足の人は相性が悪くなります。

 

2、アーモンド

食物繊維はナッツ類で一番豊富と言われます。

またミネラルの中ではマグネシウムが豊富なので、血糖値を調整し糖尿病予防にも効果があります。

他にもオレイン酸やビタミンEが豊富なので、美肌効果も期待できます。

薬膳では平で甘に属し肝心肺に大腸と幅広く作用します。

主に水毒を解消し肺を潤し便通も良くします。

要は水分代謝を改善するという事です。

さらに消化器系を助けて血(栄養)も補います。

食欲不振にも良いですよ。

 

3、ピーナッツ

脂肪とタンパク質が豊富なので腹持ちが良いのが特徴です。

多くのミネラルとビタミンを含み、女性ホルモンのバランスを整える効果があります。

薄皮ごと食べるとポリフェノールも摂取できます。

薬膳では平で甘に属し脾と肺に作用します。

消化器系を助けて水毒の解消に役立ちます。

また肺を潤して咳を止める作用も期待できます。

 

4、マカダミアナッツ

高カロリーなのが特徴なマカデミアナッツですが、カロリーの大半はオレイン酸、パルミトレイン酸などの脂質が80%を占めているからです。

良い油なので循環器系の疾患予防に効果的です。

ポイント)

普段からナッツの1日の摂取量は約30g(一掴み)くらいが推奨されます。

良質な脂質を多く含んではいますが、過ぎたるは猶及ばざるが如しなので食べ過ぎには注意しましょう。

また、味付きは塩分が過剰になりやすいので可能なら素焼きのものを選び皮付きの状態で食べるのが望ましいです。

食べるタイミングは間食で小腹が空いたときに食べましょう。

また、ナッツ類の良さは固さなので、よく噛むことで唾液の分泌を促し、さらに身体にはプラスの効果が期待できます。

 

まとめ

ナッツの栄養価が高いのは知られていますが、誰にでも合うとは限りません。

自分の体調にあうものを選んだ方がより高い効果を期待できるので、自分が弱い内臓を助けてくれるものを選ぶと良いですね!

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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