過敏性腸症候群と免疫の関係
健康法
免疫の話
土樹(どき) 二人兄妹 消化器系が弱りやすい土タイプ
人間関係を重視してボランティア大好き、土麻のお兄ちゃん。想像力が豊かで歴史もののマンガが大好き、栄養学と生理学を教える大学教授。木一郎と金光とはセミナー仲間
土樹「小腸は免疫の中心なので、腸と免疫の話はセットです~」
「過敏性腸症候群も免疫との関係が言われているので、今回は説明しますね~」
過敏性腸症候群と免疫の関係
過敏性腸症候群と免疫の関係はまだ解明されていません。
ストレスが多くかかると免疫力が低下します。
そして過敏性腸症候群ストレスがかかることで症状が出るので、免疫と無関係とは限りませんが、過敏性腸症候群には炎症が確認されないからです。
過敏性腸症候群と似たような症状を起こす病気に、潰瘍性大腸炎とクローン病があります。
これら二つの病気は、免疫異常における膠原病と考えられています。
ですが、これらの病気には内視鏡検査や血液検査で異常が見つかります。
そのため、明らかに似たような症状を起こしていても、同じ免疫が原因の疾患とは考えにくいのです。
もちろん無関係を証明することは出来ませんが、現時点では過敏性腸症候群と免疫の関係ははっきりとはしていません。
過敏性腸症候群、そのものが原因がはっきりとはしていないからです。
東洋医学から見た免疫であれば、気(代謝)と血(栄養)の不足により起こり、過敏性腸症候群は気虚と血虚が原因と考えられます。
そのため、免疫と直接的な関係は不明でも、身体が弱った時に元々、弱い内臓に異常が起きているのは確かです。
だからこそ過敏性腸症候群の再発を予防しようと思えば、自分の身体の弱りやすい内臓を認識しておくことが重要となるのです。
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弱りやすい内臓を意識しよう
でも多くの人はもともと胃腸が弱いとは思っていません~。
油断して胃腸に負担をかけていると、疲労が溜まっているときに不調が出やすいので気をつけましょう~
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院