東洋医学から見た便秘の種類
健康法
土麻(どま) 二人兄妹 消化器系が弱りやすい土タイプ
癒し系でのんびりや、食べることが大好き、澤楽の整骨院の受付嬢。インドア派でカラオケが趣味、患者さんにポカポカ経絡体操を教えている。土樹の妹で、火なこと仲良し
「私も便秘するタイプですけど、便秘にも色々な種類があるんです~」
「どんな便秘の対策も、自分のタイプに合ってなければ台無しです~」
「だから今日は東洋医学から見た便秘の種類を紹介します~」
東洋医学から見た便秘の種類
便秘のタイプには、
- 弛緩性便秘
- 痙攣性便秘
- 直腸性便秘
の3種類があります。
弛緩性便秘は高齢者や女性に多い筋力不足が原因なので、気虚に分類される便秘です。
そのため身体が弱い乳幼児や気(代謝)が不足する産後にも見られます。
そのため、適度な歩行運動に、適度な栄養をしっかりととって気(代謝)を高めれば解消されます。
便を出しても残便感があり、小さめの便が出ます。
ただし水分と食物繊維は忘れずに摂りましょう。
痙攣性便秘は大腸の筋肉が血流が悪いせいで、筋肉が痙攣する血虚の状態です。
そのため生理前の女性に多く見られ、コロコロの便が出やすく、出だしたら下痢になるなどが特徴です。
血流を良くするためには睡眠不足と運動不足を解消しましょう。
若い女性に多いのは、睡眠不足です。
直腸性便秘は、便意を感じない自律神経の乱れが原因の気滞の便秘です。
排便を我慢したり、便が溜まると下剤や浣腸を乱用するために起こります。
形は良くて大きなものが出やすいのが特徴で、出すと割とスッキリ感があるのが特徴です。
薬の乱用を控えて、生活習慣を整えることが重要です。
また、就職や入学などの生活習慣が大きく変わるときに現れやすいのも特徴です。
気滞は精神的な問題も多く含む症状なので、精神を落ち着ける習慣が重要です。
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まずは自分の便秘の種類を知ろう!
だから、どれか一つだけとは限らずに複合的な問題を抱えている人もいます~。
まずは、自分の便を観察してどのタイプか考えるのが大切です~
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院