金光の神社仏閣シリーズ②の3摂社
なにわの歴史
大阪天満宮には主神である菅原道真以外にも色々と祀っていて面白いので(割と)
大阪天満宮の摂社
吉備社
祭神は吉備真備で奈良時代の学者です。
日本の歴史において、近世以前で学者出身から大臣まで登りつめたのは菅原道真と吉備真備だけです。
遣唐使として中国で学び、当時の天皇に漢書や礼記を教えました。
元々は岡山出身の豪族ですが、途中は政敵に失脚させられることもありました。
菅原道真は失脚した後は九州で生涯を終えますが、吉備真備は70歳の頃に再び中央に返り咲きました。
進学や出世にご利益があります。
八幡社
祭神は八幡神(やはたのかみ)こと誉田別命(ほんだわけのみこと)です。
一般に応神天皇(おうじんてんのう)の名で知られています。
ご利益には
- 出世開運
- 武運長久
などがあるとされています。
八幡神は戦前までは武神として崇められていましたが、戦後から教育や縁結びなど日常生活に根ざした諸願成就の神様へと変化していきました。
日本屈指の数を持つ八幡神宮の神様で、八幡様とも呼ばれています。
日本各所に八幡様は祀られていて有名です。
応神天皇はが西暦6世紀の古墳時代に実在したとされる第15代天皇です。
応神天皇は菅原道真と一緒の神社で祀られることが多い人が神格化された神様です。
松尾社
祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)です。
大山咋神(おおやまくいのかみ)も様々な所で祀られており、大津市の日吉大社や京都市の松尾大社でも奉祀されています。
日本書紀などの神話に登場する神様で、土地の所有を示す地主神とされています。
比叡山の延暦寺の守護から、京の都や江戸を守護する神様でした。
それが転じて、
- 家内安全
- 地域鎮護
のご利益があるとされています。
他にも家系繁栄や厄除け、開運などのご利益もあると言われています。
何度、訪れても奥が深いのが大阪天満宮です
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院