二十四節気の大寒の正しい過ごし方
健康法
やる気も出なくなって身体も動かないです~。
こんな時期の正しい過ごし方を解説します~。
大寒とは
2024年の大寒は1月20日㈯となります。
一年で最も寒い時期とされ、この時期は縁起が良いとされる食べ物で乗り切るという風習があります。
大寒の朝に汲んだ水は寒の水とされ、この水から作ったお酒や味噌は縁起物とされています。
実際に冷たい水には不純物が少ないので、一年の中でも最も美味しい味噌や醤油が出来るとのことです。
他にもこの時期が旬のブリやサバ、サワラ、シジミなどの魚介類も寒さに負けない縁起ものです。
大寒を乗り切る風習
昔の人は寒いから身体を温めるだけでは終わりません。
寒い時期だからこそ冷たい水を浴びたり滝に打たれたりすることで邪を払う禊をしていたのです。
他にも武道の行事として寒稽古をしたり、三味線や歌など芸事の寒復習(かんざらい)をしたりします。
これらの行事は気温が低い早朝に行い、最も寒い早朝に身体を鍛えることで寒さに負けない身体を作ろうとしたのです。
そこまで身体を冷やす必要はありませんが、大寒の時期こそ早朝に散歩をすることは風邪の予防になります。
風邪を予防するミカン
冬の果物と言えばミカンですが、秋の時期にもミカンは販売されています。
10~11月のミカンは早生(わせ)と呼ばれる品種で、1月頃からは晩生(おくて)と呼ばれる品種が販売されます。
基本的には晩生のミカンは甘さが強く味が濃いことが特徴です。
ミカンはビタミンCが豊富で、薬膳から見ると肺を潤して胃を元気にする食材です。
寒さで肺は弱りやすくなりますが、ミカンを食べていれば元気に過ごせるのです。
大切なのは身体を寒さに慣らすことなんです~。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院