人工甘味料の毒性と安全性は本当か?
ピンとくる栄養学
今回は安全性について解説します~。
人工甘味料の特徴
アスパルテームの甘さは砂糖の約200倍で、摂取してもほとんど全量が体内で消化・吸収されることなく排泄されます。
アミノ酸であるアスパラギン酸とフェニルアラニンから作られるタンパク質なので消化吸収されます。
ただし過剰なアミノ酸は腎臓の負担となるので、摂りすぎればもちろん身体の負担となります。
アセスルファムカリウムは服用後24時間以内に、97.5~100.0%が尿中に排泄され、糞中への排泄は0.7~0.8%とされています。
そのため服用後7日間にほぼ全量が排泄されます。
スクラロースも体内で代謝を受けず、およそ60~90%が便中に排泄され残りの10~30%は尿中に排泄されます。
これらの人工甘味料は毒性があるわけではありません。
ですが、排泄されずに体内に大量の甘味料が残れば腸内環境を悪化させ内臓の機能を低下させます。
東洋医学やアーユルヴェーダでも最も毒性が高いのは未消化物としています。
きちんと消化して排泄される食物は身体にとって栄養となりますが、消化できずに排泄されないものは身体の負担となります。
つまり消化されない人工甘味料は身体にとって毒となる危険性があるのです。
ですが消化されないがゆえに毒物となる危険があります~。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院