リウマチを治す東洋医学の養生法

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リウマチ

難病に指定されているリウマチ。

痛みを抑えるためにステロイドを使うのは正しいのか?

副作用に苦しむ人も多くいます。

澤 楽(さわ らく)

東洋医学をベースに内臓整体で身体の体質改善を目指す整体師。

栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康とは何かを考えている。

澤楽「今日も皆さんの健康のために解説します」

「東洋医学から見るとリウマチは慢性炎症なので、炎症を根本から治すことを目指します」

 

リウマチとは

主な症状は関節の腫れと痛みですが、身体の各所で炎症は起きています。

関節リウマチの初期症状は、関節に起こるのが特徴です。

また、身体が冷えている朝は特に指が動かしにくいですが、温めると動かしやすくなるのも特徴です。

悪化すると腫れや痛みが現れて熱感が出てきます。

さらに人によっては急激に悪化し動けないほどの激痛に襲われる人もいます。

リウマチの怖いところは指だけにとどまらず手首や肩はもちろん、

  • 足の関節
  • 背骨
  • 内臓

にまで炎症を及ぼし不調の原因となります。

場合によっては頭痛やめまい、倦怠感の原因にもなります。

リウマチの一般的な治療は投薬による治療が中心です。

さらに痛みに応じてステロイド療法を始めます。

いったん治療によってマシになっても、治療は続き再発しないように薬を減量することもありますが長期に及びます。

 

リウマチを再発させない東洋医学の知恵

リウマチに限らずですが、東洋医学では「通じざればすなわち痛む」と言います。

つまり関節の痛みの原因は気血が流れなくなることだと考えます。

さらにリウマチなどの炎症の原因は、

  • 肥満
  • 歯周病
  • 喫煙

などが挙げられます。

炎症を起こす物質には喫煙などの肺を傷つけるものや、歯周病のように菌が原因で他の部分で起こっている炎症が飛び火することがあります。

さらに肥満などの過剰な脂肪は炎症の原因物質が出やすくなります。

加えて気血の流れを滞らせる原因の大きなものは、

  • 湿気の高さ
  • 身体の冷え
  • 急激な気候変化

などの影響です。

そもそも気圧に弱くなるのは身体の水分の滞りが生まれやすい状態で、生活習慣が悪い人が圧倒的になりやすいと言えます。

だから適度な運動をして気の巡りをよくすることが大切です。

冷えに弱い人は仕事でストレスを溜めている人も多いですが、冷たい飲み物で身体を冷やし過ぎていることも多いので、白湯を飲むのが効果的です。

また、肥満の人の多くは甘いものや炭水化物の食べ過ぎにより身体に老廃物が溜まっている状態なので、食べる量を減らすとともに食物繊維もとるようにしましょう。

特におすすめなのは夜ご飯と朝ごはんの間を12時間空けるプチ断食です。

夜の7時に夜ご飯を食べたら朝の7時まで食べ物は口にしない方法です。

現在リウマチを患っている人にもおすすめなので試してみてください。

また、過剰に脂質を制限していたり、普段から水分の摂取量が足りない時に乾燥や滞りは起こるので、普段から水分と魚やオリーブオイルなどの脂質は適度に摂ることが大切です。

 

 

まとめ

リウマチは日々の生活習慣の積み重ねの先にあります。

よく患者さんは急に体調が悪くなったと言いますが、身体は徐々に悪くなっています。

そのため、どれくらいで良くなるかは身体に溜まった老廃物の量に左右されるので気をつけてください。

大切なのは老廃物を溜めない生活習慣を身に付けることです。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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