頻尿や夜間頻尿は東洋医学の膀胱のツボで改善しよう!
東洋医学の膀胱
頻尿に悩んでいる。
病院の検査では腎臓の異常は無し。
精神的なものだと診断された。
しかし何度もトイレに行くが尿は出ない。
特に夜間の頻尿が多い。
このような尿の症状は東洋医学では膀胱の原因とします。
こちらでは膀胱が原因で起こる頻尿や尿意の症状と対処法について書いていきます。
膀胱は自律神経の影響が大きい器官
まず頻尿の症状は精神的なものやウィルスからも起こります。
そのため病院での検査で異常が無い場合に、東洋医学の知恵を借りましょう。
まず頻尿の主な原因として膀胱が固くなっていることが考えられます。
具体的に言うと、血流の悪化から柔軟性が失われ伸びないので、僅かな尿量で排出する必要が出てくるという事です。
これは交感神経と呼ばれる興奮する神経が過剰に働いている時に起こる症状なので精神面も作用します。
過剰な疲労状態の時にも現れます。
こんな時の対処法として使えるツボを次に書いていきます。
頻尿を治す膀胱経のツボ3選
①中極(ちゅうきょく)
下腹部の中央線上でおへそから親指の幅四本分(約6cm)下です。
- 膀胱炎
- 尿道炎
- 夜尿症
- 勃起不全
にも効果的があるとされます。
30秒ほど撫でても良いですがドライヤーなどで温風を当てるのも効果的です。
②膀胱兪(ぼうこうゆ)
骨盤の中央から横に3寸(約6cm)のラインに4つの窪みがあり上から2番目です。
骨盤の動きを改善し膀胱の血流を良くするので
- 頻尿
- 夜間頻尿
にも効果があり精神を副交感神経を活性化して気持ちを落ち着かせます。
ゴルフボールなどの硬い物を置いて寝転んでも良いですしストレッチポールなどを置くのも良いですね。3分ほど寝転んでおきましょう。
③腎兪(じんゆ)
場所はへその高さで背中側。
背骨の外側1,5寸(約3cm)にあります。
血流の悪い人はここが固く、押すと痛気持ち良い感覚です。
膀胱兪と同じくゴルフボールなどの硬い物を置いて寝転んでも良いですしストレッチポールなどを置くのも良いですね。3分ほど寝転んでおきましょう。
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まとめ
頻尿などの症状はウィルスや交感神経の刺激からも起こります。
検査で異常が無いが症状が改善しない人は膀胱の血流を改善し柔軟性を取り戻しましょう。
ツボの位置が固くなっている事が多いので温めたり圧力をかけることで動きを改善しましょう。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院