肩こりを東洋医学で体質改善!
肩こり
首こり?肩こり?で首から肩がつらい。
疲れてくると首・肩に痛みが出る。
ひどい時は痛みで首がどの方向にも動かせない。
こんな症状で悩んでいませんか?マッサージやお風呂でマシにはなっても、正しく対処しないと一生、付き合わないといけないかもしれません。
肩こりで悩む人は多いですが、体質によって原因は違います。こちらではタイプ別の肩こりの特徴と対処法について書いていきます。
人物紹介
澤 楽(さわ らく)
東洋医学をベースに経絡内臓整体で身体の体質改善を目指す鍼灸マッサージ整体師。 栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康を実践している。プラチナ経絡整体で様々な疾患を解消しています。
タイプ別の肩こりの特徴
東洋医学における体質は五タイプに分けられます。
分け方は身体の代謝や水分量、自律神経の優位性によって分けられます。
木タイプ
代謝が高く水分量は多いので、多少の不調は気にならないタイプです。
そのため発生した熱を発散できず、頭の方に上がり過ぎた時に凝り感よりも痛みとして感じます。
対処法は熱を発散させる事で、叫んだり歩いたりとエネルギーを外に出す事で整います。また涙もろい面もあるので、泣く事でも気分が落ち着きます。
火タイプ
代謝がやや高いが水分量がやや不足するタイプ。
熱が頭に昇りやすく、神経質な性格に見られがちです。疲れて来ると水分が不足し、痛みを感じます。
この時に血液の流れが悪くなっているので、水分の補給が最も重要なタイプです。
対処法としては笑ったり、汗をかいたりと、気分転換するのが効果的ですね。交感神経が優位なので、気持ちを落ち着けるティータイムもお勧めですよ。
土タイプ
代謝と水分量は共に普通くらいなので、バランスの良いタイプです。割とおっとりした印象を与受けるタイプです。
普段からダルさは感じやすい方ですが、回復力は割とあるので痛みにまで発展する時は疲労の積み重ねです。
特に生活習慣の乱れから、体調を崩した時に痛みを感じます。
対処法としては、生活習慣の見直しがポイントです。食べるのが好きな人が多いですが、炭水化物や甘い物を少し控えて野菜を食べるようにしましょう。また夜遅くの食事も控えて、胃腸を元気にするのが大切ですね。
金タイプ
代謝がやや低く水分量はやや多いので、だるさを感じやすいタイプです。副交感神経が優位なので、寝るのが好きな人が多いですね。
肩こりを慢性的に感じやすいタイプですね。痛みに発展することは少ないですが、鼻風邪を引きやすく体調は崩しやすいのも特徴です。
対処法としては水分量が多いので、適度に運動をしていると調子の良いタイプです。特に有酸素運動が向いており、激しい運動より長時間続けられるものを選びましょう。ウォーキングやエアロビクスなどが良いですね。
水タイプ
代謝は普通ですが水分量が多いタイプです。比較的、肩こりを感じやすく、寒さに弱いのが特徴ですね。
低燃費で長時間動き続けられますが、冷えた時に体調を崩します。肩よりも腰の不調を感じやすく、足のダルさが出てきたら冷えている証拠ですね。副交感神経が優位なので、冬に弱いのも特徴です。
対処法としては、夏でも温める事でマシになり、お風呂は熱めでしっかりと温める方が良いですね。また白湯をしっかりと飲みましょう。むくみの原因にミネラル不足があるので果物や海産物を意識して摂りましょう。
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まとめ
五タイプは代謝と水分量、自律神経に着目して分類されています。
肩こりを治すのに大切なのは、症状よりも体質別の原因ですね。
上がり過ぎているものは下げて、足りないものは補うといった、崩れているバランスを戻すのが重要なので意識してみて下さい。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院