過敏性腸症候群になりやすい腸内環境とは

Pocket

腸内環境

土樹(どき) 二人兄妹 消化器系が弱りやすい土タイプ

人間関係を重視してボランティア大好き、土麻のお兄ちゃん。想像力が豊かで歴史もののマンガが大好き、栄養学と生理学を教える大学教授。木一郎と金光とはセミナー仲間

火奈子(かなこ) 三人姉妹の真ん中 循環器系が弱りやすい火タイプ

オシャレ大好きで仕切り屋、ルールに厳しい面も。美容師で女性の薄毛に詳しく、キラリ美容を開発中。アロマを使ったリラックスできる時間は大事にしている。感情的だけど素直。火翔の幼馴染で、土麻と仲良し。

土麻(どま) 二人兄妹 消化器系が弱りやすい土タイプ

癒し系でのんびりや、食べることが大好き、澤楽の整骨院の受付嬢。インドア派でカラオケが趣味、患者さんにツボ健康体操を教えている。土樹の妹で、火なこと仲良し

火奈子「最近、テレビでも腸内環境って取り上げられるわね♪」

土麻「そうだね~、健康に大切なんだよね~」

土樹「そうなんだよ~、僕も授業で取り扱うよ~」

火奈子「じゃあ、分かりやすく説明してよね♪」

腸内環境とは

腸内環境とは、腸内に住んでいる細菌たちが織り成す環境です。

腸内細菌には多くの種類があり、その腸内細菌の分布は花畑(フローラ)のように見えることから腸内フローラとも呼ばれます。

腸内環境は理想の状態があるのでなく、理想の細菌たちのバランスがあると言われます

ですが腸内細菌のバランスは、

  • 体調
  • 食生活
  • 年齢
  • ストレス
  • 薬の服用

などの様々な要因によって日々変化します。

腸内細菌は、小腸から大腸まで広く自分の住みやすい場所に分布して存在します。

そして小腸から大腸にかけて腸内細菌の数には大きな差があります。

消化液が多い十二指腸では菌が少なく1グラムあたり1万個以下ですが、それより下の小腸(空腸~回腸)になると、菌の数は1グラムあたり1000万個以上になります。

小腸には酸素が存在しやすいので、酸素の有無に関係なく生育できる細菌が多く住んでいます。

対して、盲腸から大腸になると殆ど無酸素状態になるので、酸素の嫌いな細菌が多く、その数は1グラムあたり1000億個と爆発的に多くなります

有名なビフィズス菌は酸素があると生きられない嫌気性菌なので、大腸にしか存在しません

腸内には、人にとって良い働きをする善玉菌と呼ばれるビフィズス菌や乳酸捍菌や、発がん物質や毒素を作る悪玉菌と呼ばれるウェルシュ菌や黄色ブドウ球菌も住んでいます。

それらの善玉と悪玉菌に加えて、さらに中間的な菌が微妙な関係を保ちながら腸内フローラが形成されています。

健康を維持するためには、善玉菌だけでなく悪玉菌も含めた良いバランスを保つことが重要になります。

悪玉菌が少なすぎても、善玉菌の働きは悪くなるので偏ることは良くありません

 

問題となる腸内環境

もともと日本人の食生活は、野菜や穀類が中心だったので、善玉菌が繁殖しやすく腸内フローラのバランスがかなり良かったのです。

ですが、現代の食生活では肉類の割合が増えすぎて、脂質や動物性たんぱく質を好む悪玉菌が増え過ぎています。

加えて、腸内環境は加齢とともに悪玉菌が増える傾向にあります。

赤ちゃんの腸内フローラはビフィズス菌などの善玉菌が多いのですが、加齢とともにビフィズス菌が減りウェルシュ菌などの悪玉菌が増えていきます。

そのため、最近の若い世代は腸の中だけ老人のような腸内フローラの人が多いと言われます

病院で処方される抗生物質は、病原菌だけでなく善玉菌なども同様に殺菌します。

そのため、普段から食生活が肉食な人は、抗生物質を飲んだ後に余計に悪玉菌が増えやすくなります

腸には消化管の機能を調整する腸神経叢と呼ばれる神経系の集まりがあります。

腸と神経は密接な関係があるため、精神的なストレスによっても腸内環境は乱れます。

過敏性腸症候群が、ストレスによって悪化するのは神経の影響が大きいからです。

 

腸年齢とは

細菌では腸年齢という言葉があり、腸が老けている人は悪玉菌が優勢になっています

悪玉菌が優勢だと、大便やおならの臭いがきついという特徴があります。

逆に善玉菌であるビフィズス菌が多いと悪臭が少なくなります。

年を重ねても、食生活が健康だと若い腸年齢をキープすることが可能です。

腸年齢が若いと免疫力が強くなります。

小腸には、全身の免疫細胞の6〜7割が集中しており、残りの免疫は自律神経が担当します。

病原菌を小腸の免疫細胞が分析と撃退をして、大腸の腸内細菌が協力して病原菌を退治します

腸内に棲息する細菌は約1000種あるので、腸内細菌の多様性を保つためには食事も多様な食品を摂ることが大切です。

大腸の腸内環境が多様だと腸内の便は発酵しますが、腸内環境が悪くて便秘になると腐敗して悪臭の原因となります。

また、便の腐敗が続くと大腸癌や大腸ポリープなどの原因にもなります。

腸内で腐敗した物質は腸粘膜から吸収されて血中を巡り、あらゆる不調の原因になります。

東洋医学では全ての病気は排泄の不具合から来ると考えています。

 

東洋医学から見た腸

東洋医学では、胃腸の働きが悪くなったり腸内環境が悪化したりした状態を気虚と表現します。

胃腸の機能低下は、気(代謝)が全身に廻らないので、疲れやすく冷えやすい身体になります。

腸内環境の悪化による頭痛や肩こりなどの不定愁訴は、気虚の代表的な症状です

胃腸が弱いタイプは気虚や痰湿(水分の滞り)になりやすくなります。

また、冷たいものの食べ過ぎなどは胃腸を弱らせてしまい気虚や痰湿の原因となります。

悪玉菌は冷たい温度を好み、善玉菌は温かい温度を好みます。

そのため、食事の内容だけでなく腸の温度によっても腸内環境は変わります

飲食だけでなく、クーラーのかけすぎなどで身体が冷えていると悪玉菌が増えやすくなります。

逆に普段から身体を温めていると、腸内環境は良くなります。

加齢とともに気(代謝)が低下するので、体温が低下した分だけ腸内環境は悪化しやすくなるのです

 

腸内環境はは年齢とともに悪化する!

土樹
だから何もしないと腸内環境は悪化するんだよ~
じゃあ、美容のためにも気をつけないとね♪
火奈子
土樹
そうだね~
そこは十分きれいだよくらい言えないの~?
土麻
本当に気が利ないわね♪
火奈子
土樹
え~(*´ω`*)

⇒新大阪で本気で過敏性腸症候群を解消したい人へ

LINEに登録してもらえれば最新のブログ情報をお届けします。 また、個別に治したい症状があれば改善のために必要ツボのとり方を送ります

⇒施術や講義を希望の方はこちら

 

筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Recommended
現代医学だと、過敏性…