春先に肝臓と胆のうが弱りやすい木タイプの体質改善
健康法
春になると
- アレルギーが出る
- 微熱が出たり
- 精神的に落ち込んだりする
こんな症状に悩んでいませんか?これは肝臓と胆のうが弱りやすい木タイプの特徴で、春に体調を崩しやすいので、春の養生法について書いていきます。
春に体調を崩しやすいのは何故か
春は、肝機能が亢進し血が頭部に昇りやすくなります。
そのため、花粉症の
- 鼻づまり
- 目の痒み
などが起こるのは、鼻粘膜や眼に血が昇った結果ですね。
東洋医学では、瘀血(おけつ)と表現し血の滞りに着目します。
血は、活動中は全身を巡り、寝ている時には血は肝臓に戻り目の粘膜の原料を作ります。
朝から
- 目がしょぼしょぼしている
- 足がつる
そんな人は、肝臓の弱りと言えますね。
また、血の滞りは
- しびれ
- 冷え性
の原因ともなります。
春は、熱の発生量が大きくなるので、しっかりと発散させる事が大切ですね。
春を元気に乗り切る養生法
冬の寒さから解放されると、新陳代謝が盛んになるので、大量の熱が頭の方に集まります。
この傾向は野菜も同様で、実ではなく芽の方に栄養が集中しているのが特徴ですね。
そのため、春はキャベツなどの葉物野菜が、普段より栄養価は高くなりますよ。
また、代謝がさかんになる分だけ、栄養も多く摂らないと、
- 疲労感を感じやすい
- 気分が滅入りやすい
などの症状が現れるで要注意ですね。
春の野菜を食べるのは重要ですが、
- 筍
- 芽キャベツ
- アスパラガス
などはマグネシウムが多くカルシウムが少ないのです。
たとえば、筍を食べすぎるとカルシウムの不足から
- 肩こり
- フケ
- 吹き出物
が出たりします。
カルシウム不足を補うために、筍とワカメ和えた料理が食べられてきました。
特に春の野菜は、ビタミンAが多いので目が疲れやすい人は積極的に摂りたいですね。
そして、軽い運動をしましょう。
散歩にでれば、血の巡りは良くなり、酸素がたっぷりの空気を深くすえば自律神経も整います。
だから、春はピクニックやハイキングが理想的ですね。
また春が旬の
- カツオ
- スモモ
- サクランボ
などがさらに身体を元気にします。
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まとめ
春は、急に代謝が上がる事に身体が対応できないと体調を崩します。
大量の熱を発散させるために、適度な外出は必須です。
また、旬の食べ物を摂ることで、栄養不足をカバーすれば万全ですね。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院