気温差で胃と膵臓が弱りやすい土タイプの体質改善

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季節の変わり目に体調を崩す。

崩した時は下痢を伴いだるくなる。ひどい時は吐き気も伴い大変だ。

これは東洋医学から見れば体質の問題であり改善は可能です。こちらでは原因と対処法について書いていきます。

季節の変わり目に体調を崩すのは

水分代謝のバランスが崩れるからですね。

水がしっかりと排水溝に流れていかずに、道路に水溜りが出来ている状態。

水毒(すいどく)と呼ばれる状態で、身体は余分な水分を排出しようとします。

つまり、

  • 下痢
  • 吐き気

どちらも余分な水分を排出しようとする働きですね。

水分の巡りが悪いと、老廃物の排出も出来ないのでダルくなるのは当然です。

原因は胃腸が冷えた事により、水分代謝が悪くなります。

きっかけは冷たい物の摂り過ぎや暴飲暴食なので注意しましょう。

 

改善のために必要な事とは

原因の一つは湿邪(しつじゃ)と言われます。

湿邪とは、冷えた身体を温めるのに、胃に熱がこもった状態で、食べてもすぐにお腹が空きます。

結果として、食べ過ぎてしまい限界を越えた時に体調を崩します。

水湿を改善するには、余分な水を排出するだけでなく、冷たい水の摂りすぎも控えましょう

水毒のある人は、水分はよく摂るけれども口は渇く。

飲み過ぎた次の日のような状態です。

摂るべきは白湯ですね。大切なのは、水分を身体に吸収させる事ですが、冷たい水分は受け付けません。

また、ミネラルバランスが崩れているので、白湯で割ったホットポカリが理想的。

そして、普段から節制し、空腹の時間を作りましょう。

お粥が弱った身体に良いのは、身体を温め、ミネラルである塩分を補給し、吸収しやすい水分になっているからですね。

うどんも同様の理由で卵やネギがセットの方が水分の吸収が高まります。

 

まとめ

季節の変わり目に体調を崩すのは水分代謝が崩れるのが原因です。

弱っているのは、胃や膵臓などの消化器系の内臓ですね。

しっかりと水分を吸収させるためには、ホットポカリなどのミネラル分も整える物を選びましょう。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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