東洋医学から見る甲状腺(三焦)の症状とは

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甲状腺と聞いてイメージが湧くでしょうか?

喉についている代謝を調節する器官です。

こちらでは東洋医学と西洋医学の両方から甲状腺を見ていきます。

たまに聞く西洋医学の甲状腺

甲状腺は、身体の新陳代謝を盛んにするホルモンを作る臓器です。

異常は首の腫れに現れるので、喉が痛い時は触ってみましょう。

主に、海藻に含まれているヨウ素を材料にして、甲状腺ホルモンは合成されます。

食物として摂取された

  • たんぱく質
  • 脂肪
  • 炭水化物

を代謝するので、胎児の発育や子どもの成長にも重要な存在ですね。

甲状腺の働きは、脳の下の方でコントロールされているので、首の骨の動きが固い人は分泌が乱れます。

分泌が多すぎる場合を甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と呼び、歌手などの喉に負担をかける女性に多いですね。

 

昔から考えられていた東洋医学の甲状腺

東洋医学では三焦(さんしょう)と呼ばれる部分が甲状腺に当たります。

東洋医学では、三焦を全ての内臓を通じ合わせる存在とし、気や水液のめぐる通路とされます。

概念としては、胴体を上中下の三層に分けたものとしています。

特に水分代謝を司るとしています。

身体の不調の原因となりやすい、湿熱の一因と考えられています。

不調のメインの原因というより、側面的な原因になりやすいですね。

 

まとめ

甲状腺は代謝を調節するホルモンを分泌します。

昔は、存在に気づかれていなかった臓器の一つですが、概念としては存在していました。

気(代謝)や津液(水分)の停滞の一因と考えられますね。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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