東洋医学から見た万病のもとは重心の崩れ
健康法
身体の不調の多くは何から始まるのか?
世間では色々と原因について語られている。
どれが本当なのか分からない。
そんな疑問を持ったことはありませんか?
澤 楽(さわ らく)
東洋医学をベースに内臓整体で身体の体質改善を目指す整体師。
栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康とは何かを考えている。
澤楽「今日も皆さんの健康のために解説します」
「東洋医学から見ると原因の根本は足元からです。こちらでは足元の重要性について書いています」
身体を悪化させている重心の問題とは
重心が狂いだす原因の多くは靴です。
ハイヒールのように爪先に負担がかかる靴はもちろん、ぶかぶかで爪先が余りすぎる靴も問題になります。
また、裸足で生活することが減っている現代人は足裏が発達しづらく重心が狂いやすいと言えます。
結果として浮き指になり重心が狂いやすくなるのです。
人間は二本足で立っているため、四足歩行の動物よりもバランスが重要で崩れれば問題は大きくなりやすいのです。
浮き指とは重心が後ろ側に集中しており、猫背になり腹部を圧迫し内臓の機能を低下させます。
根元が弱い樹がすぐに倒れるように人間も倒れやすくなります。
身体の動きを改善するには基本的に足の指を効果的に動かすということです。
青竹ふみのような土踏まずに刺激を与えることも効果的です。
痛くない程度に動かすことが大切ですが、関節の動きが固くなっている人ほど痛いのが特徴です。
戦国武将の徳川家康も普段から青竹踏みを実践し、当時では珍しい73歳という長寿を誇りました。
身体を強くする方法
普段から座りっぱなしの時間が長いと万病のもととなる痰湿(むくみ)になります。
東洋医学においては健康な人は腎の強い人で足腰が強いと考えます。
腎を強くするためには血(栄養)と津液(水分)を補う事が大切です。
血と津液を補うものは
- ねばねばした食品
- きのこ類
- ひじきなどの海藻
などがメインとなります。
海産物の特徴はミネラルとアミノ酸が豊富なので水分代謝を高めるために必要な栄養が揃っています。
また津液(水分)を損なう生活習慣を改めることです。
津液(水分)を損ないやすい生活習慣が
- 睡眠不足
- 眼の酷使
- 冷え
などになります。
そのため、冬に夜更かしをしてパソコンやスマホに興じている人は万病のもととなるので注意しましょう。
まとめ
「現代の万病のもとは重心の崩れから起こります。」
「その原因の一つとして痰湿もあります。」
「普段から生活習慣に気を付けて、腎を強くする食事を心がけましょう。」
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院