金光がアビィビールのレフブロンドを解説
ビール
人物紹介
土樹(どき) 二人兄妹
人間関係を重視してボランティア大好き、土麻のお兄ちゃん。想像力が豊かで歴史もののマンガが大好き、栄養学を教える大学教授。
金光(かねみつ) 一人っ子
持論が強く人の話を聞かない研究者気質。水江の店の常連さん。嫌いなことはしないタイプで愚痴が多い。フリーライター。歴史が好きでグルメ。
金光「クラフトビールの中でも伝統があるのがトラピストビールと呼ばれ修道院で作られたものがあります」
土樹「修道院でビールが作られていたの?」
金光「そうなんです。実は修道院ではハーブやお酒などを造っていた歴史もあって知ると面白いんですよ」
土樹「知ると一段と美味しく感じそうですね」
修道院のビールとは
今回、紹介するのはアビィビールという種類になるレフブロンドという銘柄です。
その中でもトラピストビールと呼ばれる世界で7か所でしかその呼称の使用が認められていないビールです。
うま味と酸味、苦味のバランスが良いビールの一つです。
トラピストビールは修道院ビールとも呼ばれ、修道士さんが作るか製造を指揮しているビールになります。
レフとは修道院の名前で、1152年に設立され、13世紀にはビールの醸造を始めていたと言われてる歴史のある修道院です。
現在では、ビールの生産を外部の醸造所に委託し、生産をして最初のアビイ・ビールを作りました。
1152年のヨーロッパと言えば十字軍などが始まった時代で歴史の資料が少なく暗黒時代と呼ばれていました。
1460年にはムーズ川の大氾濫が起こり、その6年後にはシャルル王率いるブルゴーニュ軍に僧院は破壊されました。
1719年に新たに教会堂が建てられましたが、フランス革命のときに再び壊されました。
さらに第一次世界大戦中に僧院はまたも被害を受けました。
その後の1952年に、レフ修道院のビール製法がビール職人に伝授され商業生産が始まりました。
その後に販売はうまくいき、
- レフ・ブロンド
- レフ・トリプル
- レフ・ブリュンヌ
- レフ・ラディウーズ
と種類が増えていきました。
最近では12世紀の西ヨーロッパ世界は十字軍をきっかけにキリスト教とゲルマン文化の結びついた中世文化が大きく変化し発展したことから12世紀ルネサンスと呼ばれています。
14世紀に始まるルネサンス時代の先駆けとして、
- スコラ哲学の隆盛
- 大学の出現
- ゴシック様式の建築の始まり
- 騎士道物語の発生
- 吟遊詩人の流行
などが現れた時代としても知られています。
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まとめ
金光「とまぁ、レフブロンドの歴史を遡ると様々なドラマがあるのです」
土樹「さすが詳しいですね。なんだか同じビールが余計に味わい深く感じます」
金光「そうでしょう!クラフトビールの中でもベルギー産は歴史があるので調べてみると楽しいんです♪」
「また他のビールも紹介しますね!(^^)!」
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院