金光が調べたニッキとシナモンの違いと効果効能

Pocket

人物紹介

金光(かねみつ) 一人っ子

持論が強く人の話を聞かない研究者気質。水江の店の常連さん。嫌いなことはしないタイプで愚痴が多い。フリーライター。歴史が好きでグルメ。

金光
今日、分かったのはニッキとシナモンの違いです。

シナモンはスパイスとして多く使われるけど、ニッキと同じ匂いだけど同じなのかな?

そんな疑問を解決しました

ニッキとシナモンの違い

ニッキとシナモンの違いを挙げるなら、原産国の違いがあります。

シナモンがスリランカのセイロン産の肉桂(ニッケイ)の樹皮を乾燥から作られているのに対し、ニッキは日本産の肉桂の根っこから作られています。

一般的には、ニッキよりもシナモンの方が甘い香りがします。

シナモンの甘い香りの正体はオイゲールという成分で防腐効果もあります。

そのため、古代エジプトではミイラの防腐剤としても使われていました。

シナモンは世界最古のスパイスとして知られています。

シナモンを使った代表的な食べ物と言えば、シナモンロールやアップルパイですが、カプチーノや紅茶などの飲み物にかけるのも好まれます。

一方、ニッキを使った代表的な食べ物と言えば、八つ橋やニッキ飴などの和菓子です。

また、地域によってはカレーやピラフなどの料理に使用され、一部では漢方薬としても使われています。

シナモンは漢方では桂皮(けいひ)と呼ばれる成分で、

  • 芳香性健胃
  • 発汗
  • 解熱
  • 鎮痛
  • 整腸

などの効果効能があるので、食欲不振や胃炎、胃もたれなどの機能性ディスペプシアの症状にも効果があります。

 

シナモンは薬でニッキは香りづけ

金光
シナモンとニッキは同じ植物からとれますが、原産国の違いや使う部位の違いで効果に差があります。

そのため、ニッキは主に料理の香りづけですが、シナモンは世界最古の薬食同源のスパイスです。

現代でも、シナモンは桂皮という漢方として重宝されています

LINEに登録してもらえれば最新のブログ情報をお届けします。 また、個別に治したい症状があれば改善のために必要ツボのとり方を送ります

⇒施術や講義を希望の方はこちら

 

筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Recommended
人物紹介 木奈(もく…