火奈子の東洋医学から学んだ目のクマのキラリ美容法

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人物紹介

澤 楽(さわ らく)

東洋医学をベースに経絡内臓整体で身体の体質改善を目指す鍼灸マッサージ整体師。 栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康を実践している。

火奈子(かなこ) 三人姉妹の真ん中

オシャレ大好きで仕切り屋、ルールに厳しい面も。美容師で女性の薄毛に詳しく、美容にも気を使っている。アロマを使ったリラックスできる時間は大事にしている。感情的だけど素直。火翔と幼馴染で土麻と仲良し

土麻(どま) 二人兄妹

癒し系でのんびりや、食べることが大好き、澤楽の整骨院の受付嬢。インドア派でカラオケが趣味、患者さんに健康体操やツボを教えている。土樹の妹で火なこと仲良し

 

目のクマはなぜできる?

目の下のクマには種類があります。

種類別に見てみると、

  • 茶クマ
  • 青クマ
  • 黒クマ

の3つに分けられます。

東洋医学から見ると、クマの色から身体の状態が分かります。

茶クマは、目の下がくすんで見えるクマで、主に気(代謝)の低下が原因です。

青クマは、目の下の血管が透けているために起こるので、血虚(栄養不足)で色白の人ほど起こりやすいのが特徴です。

黒クマは、目の下の皮膚のたるみが主な原因で、瘀血(ドロドロ血液)が原因となります。

目の下の血管は、皮膚の表面に近いため、身体の不調を読み取るのに便利です。

そのため、顔色というのは、東洋医学においては大事な判断基準の一つです。

 

目の下のクマの対処法

茶クマの原因は、紫外線によって皮膚がダメージを受けて、新しい皮膚が追い付かないことが原因となります。

茶クマの対処には、気(代謝)を促すと同時に、新たなダメージを減らすために保湿をしましょう。

乾燥するほどに、ダメージは溜まりやすくなるので、注意が必要です。

こんなときに摂りたい栄養がビタミンCです。

ビタミンCは、肌の代謝に必要な栄養で、コラーゲンを作るのに必須です。

漢方茶なども注目を浴びていますが、中でも柿の葉茶は群を抜いています。

緑茶もビタミンCは豊富と言われますが、柿の葉茶は何とその二十倍以上も含まれています。

ちなみに茶クマのケアでやりがちなのがマッサージですが、これはむしろ逆効果なので今すぐやめてください。

青クマは、血虚(栄養不足)が原因なので、冷えとも関係が深く、冬場は青クマのある人が急増するとも言われています。

また、青クマができやすい人には冷え性・頭痛持ちの人が多いと言われています。

基本的な対策は、身体を冷やさないことです。

そのため、普段から運動や入浴をし、冷たいものや甘いものは控えるのが基本です。

摂りたい栄養としては、アントシアニンがあり、目のクマの改善に効果的です。

アントシアニンを含む飲み物として、バタフライピーというハーブティーが有名です。

バタフライピーの主成分であるアントシアニンは、強力な抗酸化作用と毛細血管の血行を促進することで、

  • 冷え
  • 眼精疲労
  • 血栓
  • むくみ

などを解消するとして、タイ伝統医療のハーブ辞典でも取り上げられています。

黒クマは、加齢によってハリのなくなった皮膚のたるみが原因です。

コラーゲンの減少なども原因の1つです。

皮膚のたるみによる黒クマは、目の体操で鍛えましょう。

やり方は、

①目をぎゅっと5秒間閉じる

②ゆっくりと大きく目を開く

をワンセットで一日に5回ほど行いましょう。

目のたるみに限らず、表情の筋肉は、動かすことでハリを保つことが可能です。

また、肝臓や腎臓が疲弊してくると、クマが現れることがあります。

肝臓と腎臓の機能低下は、老廃物の排泄を減少させます。

結果として、瘀血や気虚などを招きます。

気虚(代謝低下)になると、貧血を起こしやすくなり瘀血の原因ともなるので、余計に青クマを発生させてしまうのです。

東洋医学から見ると、腎の疲労は加齢からも起こります。

腎の疲労は腎精不足(じんせいふそく)と呼びます。

特徴としては、目のクマ以外にも

  • 皮膚のたるみ
  • シワ
  • 目のかすみ

などが顕著になります。

加齢とは言っても、睡眠不足や生活リズムの乱れがあると腎性不足は加速します。

そして、腎性不足は老化を加速させてしまいます。

基本的には、6時間以上の睡眠を心がけて、身体を冷やさないのが基本的な対策です。

また、クルミや黒ゴマなどの良質な脂質は腎の機能を回復させます。

 

 

気虚や瘀血を改善して目のクマを解消しよう!

というように、目のクマといっても種類があるんだ

大切なのは、自分のクマは何が原因か知ることですね
火奈子

人によっては、なりやすいタイプもあるんですよね~
土麻

 

そうなんだ。火奈子さんなら瘀血になりやすく、土麻ちゃんなら気虚に気を付けたほうが良いね

*火タイプは気(代謝)が高いので瘀血になりやすく、土タイプは気(代謝)が低いので気虚に気をつけましょう。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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