不眠を解消する東洋医学ハーブティーはカモミール
東洋医学ハーブティー
人物紹介
水江(みずえ) 二人姉弟 泌尿器系が弱りやすい水タイプ
アウトドアが大好きで遊園地では絶叫系が大好き、ナッツやドライフルーツにハーブティーを扱う店の店長。時に強引で突っ走るタイプ。
木奈(もくな) 三人姉弟の長女で弟と妹 代謝系が弱りやすい木タイプ
姉御肌で面倒見がいい長女タイプ、陰陽の太極図を基にした経営のセミナー講師をしている。色んなことを勉強するのが趣味。
水江「寝不足なの?」
木奈「最近、眠りが浅いかもだわ」
水江「そんな木奈さんには、安眠のハーブティーと呼ばれるカモミールティーを出すわね!」
木奈「今日もありがとうだわ」
カモミールとは
ハーブティーの中でも有名なカモミールティーは、フルーティーな香りが特徴です。
香りは脳に直接働きかけるので、安眠効果や優れたリラックス効果が期待できます。
さらにカモミールティーには、
- 発汗作用
- 代謝促進
などがあるので、西洋ではむかしから婦人病の薬として利用され月経前症候群の解消にも用いられてきました。
カモミールティーが人気なのは、
- シナモン
- 生姜
- 牛乳
などと相性が良いので、自分好みにアレンジ出来るからです。
カモミールのリラックス作用は、内臓の筋肉を落ち着かせるので腹痛や胃痙攣などを伴う過敏性腸症候群や機能性ディスペプシアの解消にも役立ちます。
東洋医学から見たカモミールティー
カモミールは東洋医学から見ると、甘で微苦で涼に分類され肝と心、脾を補います。
そのため、
- 痰湿(たんしつ:水分の滞り)
- 気滞(きたい:熱の滞り)
の解消に役立つと考えます。
肝の弱りはイライラや頭痛などの気滞の症状を起こし、肝鬱気滞とも呼ばれます。
カモミールティーの香りによるリラックス作用が気滞の症状を和らげます。
また脾(すい臓)の弱りは、むくみや鼻づまりなどの痰湿の症状を起こしますが、カモミールティーの蒸気を吸入すると症状が軽くなります。
心身をリラックスさせる効果があり、夜寝る前にカモミールティーを飲むと不眠症を改善し、よく眠れるようになります。
貧血や冷え性を改善し、吐き気を抑えるなど様々な効能があり、漢方ではカミツレの名前で使われています。
眠れない時にはカモミールティー
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院