金光が調べた狭心症を起こす心臓疾患の種類
健康法
金光(かねみつ) 一人っ子 呼吸器系が弱りやすい金タイプ
持論が強く人の話を聞かない研究者気質。水江の店の常連さん。嫌いなことはしないタイプで愚痴が多い。フリーライター。歴史が好きでグルメ。
金光「今日は日本での死因第2位の心臓疾患について調べました(いい仕事をした)」
心臓疾患の種類
心臓は血液を全身に送り出すポンプの働きをしています。
心臓には、心臓自身に酸素と栄養を運ぶ冠動脈という太い3本の血管があり自らを栄養しています。
心臓病の種類には、
- 虚血性心疾患
- 弁膜症
- 不整脈
- 心不全
などがあります。
これらの疾患は動脈硬化などが原因で起こります。
動脈硬化とは、血管が硬くなる病気です。
動脈硬化が進行すると、狭心症や心筋梗塞などの病気の原因となります。
虚血性心疾患には、冠動脈が動脈硬化などで狭くなり、酸素が不足した状態です。
心臓が酸素不足な状態で起こる様々な症状が狭心症です。
そして、血管が詰まって一部が死んで動かなくなった状態が心筋梗塞です。
弁膜症は、心臓の中にある血液の逆流を防ぐ弁に問題が起こっている状態です。
弁が硬く開きにくくなった状態が狭窄症で、弁が閉じきらない閉鎖不全症と呼ばれます。
多くは小児期にかかるリウマチ熱という病気の合併症です。
そして、30~40代になると弁膜症が悪化して、心臓疾患として自覚するようになります。
弁膜症には、先天性のものと動脈硬化など後天的なものがあります。
不整脈は、心臓の規則正しい電気刺激が乱れた状態です。
急な動悸が特徴で、時には前触れなく失神することもあります。
心不全は病名ではなく状態で、心臓のポンプ機能の低下を指します。
ですので、ポンプ機能が低下する病気は全てが心不全になります。
症状から心臓病を種類分け
心臓病と一口に言っても症状は多岐に渡ります。
主な症状としては、
- 呼吸困難や息切れ
- 胸痛
- 動悸
- むくみ
- チアノーゼ
などがあります。
慢性心不全の状態だと、肺に問題が起こりやすくなります。
心不全で肺に水が溜まると、肺でうっ血して呼吸困難や息切れが起こります。
肺に水が溜まっていると、初めのうちは、階段を昇ったり荷物を持ち上げたりと動作時に息切れが起こります。
ですが症状が進むと、呼吸困難が夜間に突然起こったりします。
また、急性心筋梗塞や大動脈解離だと突発性の呼吸困難が起こります。
胸痛は、心筋梗塞や大動脈解離から肺の血管が詰まった状態など幅広い原因で起こります。
欠陥が詰まると、より激しい胸痛に襲われます。
この他にも狭心症や大動脈弁狭窄症など流れが悪いだけでも胸痛は起こりますが、痛みは血管にが詰まるよりマシです。
動悸とは、普段とは違う心臓の拍動を感じる状態です。
突然ドキドキし始めたり、瞬間的にドキンと脈が飛んだりします。
動悸をもたらす主な心疾患は、心不全や不整脈です。
むくみが起こるのは心疾患だけではありませんが、足のむくみをもたらす主な心疾患は心不全です。
失神は貧血でも起こりますが、脳への血流が一時的に途絶することで生じ、不整脈や心不全、急性心筋梗塞などで起こります。
そのため、普段は失神が起こらない人に失神が起きる人は要注意です。
症状が起きたら必ず病院に行かないといけない訳ではありませんが、無症状のうちに進行してる場合もあるので早めの受診が理想です。
また、普段から血液検査や心電図などの検査をしておいて損はありません。
特に、急に息切れや胸痛を感じるようになったら要注意です。
心臓疾患でも症状は様々
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院