水太のスマート筋トレはふくらはぎの柔軟性を高める
スマート筋トレ
ふくらはぎは血流を良くするし、老廃物も排泄する大切な筋肉だぜ!
だからまずは、ふくらはぎを鍛えるんだ!
ふくらはぎの働き
東洋医学では、排泄こそが健康には重要と考えています。
排泄とは
- 便
- 尿
- 汗
などで、身体の老廃物をしっかり出すことです。
人生で起こる様々な不調の多くは、身体の排泄力が低下しているために起こります。
そして排泄すべき老廃物が最も溜まりやすいところが、ふくらはぎなのです。
そのため、ふくらはぎの柔軟性を高めて排泄力を高めれば心身ともに嬉しい効果かあるのです。
ふくらはぎの効能
東洋医学から見ると、ふくらはぎは多くの経絡が通ります。
ふくらはぎと関係するのは、
- 排泄を司る腎と膀胱経
- 代謝を司る肝経
- 消化を司る脾経
などです。
そのため、ふくらはぎの状態を良くするだけで、消化と排泄、代謝の機能を高めるのです。
健康な人のふくらはぎは、弾力があり引き締まっています。
このようなふくらはぎの状態だと、身体の回復力は高いので、身体の不調の多くは解消されます。
逆にふくらはぎが硬かったり、むくんでいて押されると痛む人は身体の回復力が低下しています。
ふくらはぎの機能の低下には、肝臓や腎臓、心臓などの異常が隠れています。
ふくらはぎが硬くなると
ふくらはぎが硬くなり機能が低下すると、
- 回復力の低下
- 免疫力の低下
などが見られ精神面でも不安定になりがちです。
ふくらはぎが硬いと血流が悪くなり、心臓の負担が増えて自律神経が乱れるからです。
そのため、気分がふさぎやすくなったり、不眠ぎみになったりします。
だから硬くなったふくらはぎをほぐすだけで、リラックスして気持ち良くて眠くなるのです。
腰やお腹を通る経絡は足も通ります。
東洋医学では離れた場所を施術することが多いのは、全身の血流の要になるところに施術するためです。
ふくらはぎの硬さは、お腹や腰の状態が悪く、内臓全般が弱っている証拠だからです。
そして内臓の中でも、ふくらはぎには、腎の状態が最もよく現れます。
東洋医学では、腎は生命力の根元とされているので、ふくらはぎが硬い人は身体が弱っていると言えるのです。
生命力の強い人は、排泄する力が強いので、代謝が盛んに行われるからです。
さらに東洋医学の腎とは、副腎の機能もふくめているので免疫機能やストレスへの対抗力にも関わると考えています。
だから、ふくらはぎを柔らかくすることは心身ともに快調にしてくれるのです。
ふくらはぎをほぐす効果
物理的な面から見ても、ふくらはぎをほぐすと、下半身に滞った血液を心臓へ押し戻すので心臓の負担も減らします。
人によっては、高血圧や高血糖の改善も見られます。
自分でもふくらはぎをほぐすことは極めて大切です。
やり方は、
- 座った状態で膝にふくらはぎをのせる
- そして足首を曲げ伸ばしする
- ふくらはぎの骨の際を軽く指圧する
です。
ふくらはぎの内側は繊細なので、緩めに押しましょう。
そして、足首を曲げ伸ばしして軽くストレッチをかけると、さらにほぐれます。
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ふくらはぎは生命力の要
これからも、ふくらはぎは健康に保つぜ!
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院