火翔が作る秋のパパッと薬膳
パパッと薬膳
でも凝ったものを作るのは大変という人は、簡単に作れて栄養満点の長芋を使ったパパッと薬膳がおすすめだよ♪
秋の薬膳
秋は乾燥して寒暖差があるので、気(代謝)を消耗し津液(水分)も不足する時期です。
そのため秋の薬膳では気(代謝)を補う補気類と身体を潤す滋陰類が必要です。
山芋のチーズ焼き
輪切りの山芋にチーズをかけて塩コショウで焼くだけの簡単料理です。
山芋の旬は10~3月ごろですが種類によって異なります。
身体の気(代謝)と血(栄養)、津液(水分)をバランス良く補ってくれます。
そのため昔は不老長寿の食べ物と考えられていました。
空気が冷えて乾燥する秋は免疫力が低下します。
病気への抵抗力を高め、強い身体を作ることが出来ます。
長芋は生でも美味しいので、表面を軽く焼くだけで仕上がります。
また肺を潤し気(代謝)を高めるので、喉を傷めたときにもおすすめです。
薬膳から見ると、長芋は平で甘に分類され、脾肺腎を補い
- 補気健胃
- 補陰潤肺
などの作用があります。
ただし、湿が溜まっているときには禁忌となる食材なので、湿度の高い夏よりも乾燥する秋から冬におすすめの食材です。
チーズのたんぱく質は身体に必要なアミノ酸をバランスよく含むので、たんぱく質の王様と呼ばれます。
薬膳から見ると、平で酸甘で肝脾肺を補います。
チーズも身体を潤し、消化器系の機能を高めます。
湿度の高い夏には不向きですが、乾燥する秋から冬にはぴったりのパパッと薬膳です。
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免疫の強い身体を作ろう!
それだけに使う時期には気を付けて、秋には外せない組み合わせなんだよ♪
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院