木一郎のスッキリ漢方薬は生薬の白朮(びゃくじゅつ)
2021年2月25日
2020年10月28日
未分類
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木一郎
今回は生薬の白朮なのだよ
使用頻度はすごく高いですよね(よく聞く)
金代
水太
初めて聞いたっす!
白朮とは
ビャクジュツ(白朮)は、キク科のオケラやオオバナオケラの根茎を乾燥したものです。
効能としては、
- 健胃(胃を元気にする)
- 整腸
- 利尿
などがあります。
水分代謝と消化器系の機能を向上します。
類似の生薬に蒼朮(そうじゅつ)があり、効能も共通する部分が多いです。
蒼朮がホソバオケラとシナオケラ、白朮がオオバナオケラでどちらもキク科です。
白朮か蒼朮が含まれている漢方薬は全体の1/3になります。
基本的に効能に大きな違いは無いとされています。
白朮は気の強壮薬の一つで、人参と伏苓、甘草とともに有名な漢方薬である四君子湯に調合されます。
湿を取り除く利湿作用があり、梅雨時期の消化器系の不調を解消します。
温で甘に分類されるので、体力があって実証の人には向きません。
胃腸虚弱で慢性的な下痢をしている人には参茯白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)が効果的です。
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消化器系が弱りやすい虚証におすすめ!
木一郎
という訳で脾胃を強くするのに効果的なのだよ
水太
消化器系って弱るんすね!
、、、ずっと元気なのはあんたくらいよ(胃もたれはしょっちゅう)
金代
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院