冷えを解消する薬膳は補陽
2024年5月5日
2024年5月1日
パパッと薬膳
パパッと薬膳
火翔
冷えに悩む女性は多いよね♪
今日はそんな冷え性の女性を助ける薬膳だよ♪
身体を温める薬膳とは
薬膳から見ると、温煦作用を高めるのは温熱類の中でも補陽の食材です。
補陽の食材には、
- クルミ
- 生姜や山椒
- 紅茶
- 赤ワインやブランデー
- 杜仲茶
などがあります。
寒邪が表面的な影響だと悪寒くらいの症状ですが、脾胃の弱りもある時には温裏類の食材を用います。
薬膳から見ると温裏(おんり)の食材が重要となります。
温裏の中でも消化器系の冷えを取り除く食材を温中散寒(おんちゅうさんかん)と呼びます。
温中とは消化器系を温めるという意味で、散寒とは臓器を冷やす物質を散らすという意味です。
温中の食材には胡椒や唐辛子などの香辛料に加えて、ニラやニンニクなどの薬味類があります。
散寒の食材には葱やニラに加えて、エビやマグロなどが挙げられます。
だから寒い時期には海鮮類を豊富に使ったレシピが理想的です。
また海鮮類は腎の機能を高める補腎の作用もあり、老化を防止して若々しい身体を保つのにも有効です。
また東洋医学ハーブティーには桂花茶があり、中国ではポピュラーなお茶として親しまれています。
火翔
身体を温める薬膳作用には補陽・温裏・散寒などがり香辛料や海鮮類があります。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院