木一郎のスッキリ漢方薬はコロナウィルスに効果があったと言われる清肺排毒湯(せいはいはいどくとう)
スッキリ漢方薬
人物紹介
木一郎(もくいちろう) 三人兄弟の長男 代謝系が弱りやすい木タイプ
几帳面で気質、理論的だが怒りやすい面も。仕事大好きで競争に強い。鍼灸用品や漢方薬を販売する会社の経営者で金代と水太の上司。
金代(かなよ) 二人姉妹の下 呼吸器系が弱りやすい金タイプ
マイペースで職人気質、とにかくこだわりが強い。友達は少ないが深い付き合いで寝るのが大好き。木一郎の鍼灸用品の会社で働いている。澤楽に灸のツボを習っている
水太(みずた) 二人兄弟の下 泌尿器系が弱りやすい水タイプ
とにかく行動的でじっとしていない、意外にビビりな面もあり、新しいことを始めたいが始めるまでに時間がかかる。木一郎の会社に勤務。スマート筋トレを実践しており、通販が大好き。
清肺排毒湯とは
いまだに特効薬が開発されていない新型コロナウィルスに、漢方薬が成果をあげたとの報告がされました。
SARSが流行った時にも、玉屏風散(ぎょくへいふうさん)という漢方薬が成果をあげたと話題になっています。
今回、新型がウィルスに効果があったとされるのは清肺排毒湯(せいはいはいどくとう)です。
中国で、新型コロナウイルス対策専用の中医薬として新しく調合され、
- 麻杏石甘湯(まきょうかんせきとう)
- 射干麻黄湯(やかんまおうとう)
- 五苓散
- 小柴胡湯(しょうさいことう)
などが組み合わされています。
日本では発売されていませんが、清肺湯(せいはいとう)という漢方薬は販売されています。
清肺湯は、昔から慢性的な呼吸器疾患に用いられてきた漢方薬で、肺に溜まった熱を発散させるのに使われていました。
今回の新型コロナウイルスは、東洋医学から見ると寒湿が原因と考えられ、足元は冷えて肺に熱が溜まっていると考えられます。
そのため、体温の調節が苦手で冷えのぼせを起こしやすい老人が重症化しやすく、汗をかいたり話したりして熱を発散できる若い人が無症状になりやすいのが特徴です。
熱を発散し足元を温めると同時に、水分不足にならないようにしっかりと水分補給をすることも大切です。
あとは、基本的には普通の風邪の対処と同じなので、体力を蓄えれば肺炎は根治出来ます。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院