足のだるさや冷え、腰痛は東洋医学の腎のツボを使って改善しよう!

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東洋医学の腎臓

腰の同じ場所が痛む

健康診断で異常は見つからないのに何故だろう?

冷え性で便秘ぎみで汗もかかないから健康とは思っていない。

もっと体調を良くするにはどうすれば良いんだろう。

こちらでは東洋医学でいう腎の弱りとして着目し冷えや痛み、身体のだるさの摂り方を書いていきます。

 

東洋医学で身体を見る

冷え性や便秘で汗をかかない人は腎虚(じんきょ)の症状です

東洋医学では腎生命力の根源で元気をもたらすものとされます。

特に両親からの遺伝が強く腎が弱い人はひ弱で成長が遅く生殖力に劣る傾向がありますね。

身体が冷えるとか疾病にかかりやすくなるというのは腎が弱っている証拠

一言で言うと老化現象が出てくる。

さらに腎は全身の水分調節にも関与しているのでむくみや頻尿、便秘、ゲリなどの症状が現れる。

こんな症状を改善するためには生活習慣の改善とツボを使うのが効果的なので次に書いていきます。

 

腎を改善するには

まず重要なのは温めることが良いですのでへそから下のお腹をカイロやお風呂で温めましょう

また夜更かしは腎を弱めるので注意しましょう。

食事としては食品添加物の摂りすぎを気を付けて。

塩分の摂り過ぎが良くないと言われますがミネラルの偏りの方が深刻です。

食べるなら海藻類や魚介類などを意識して摂取すると腎を強くします

次はお勧めのツボです。

 

足腰を強くする腎経のツボ3選

①湧泉(ゆうせん)

湧泉は足の裏の土踏まずの前側、中指の下の方です。

このツボは肉体的な消耗を回復する時に有効です。

ゴルフボールなどの固い物を30秒ほど踏みつけましょう。

 

②照海(しょうかい)

照海は内くるぶしから親指一本分(1.5cm)の幅だけ下がった凹みです。

このツボは

  • 水分代謝
  • 頻尿
  • 月経不順

などを正常にする働きがあります。

10秒ほど指でぐりぐりするとじんわりと温まってきます。

 

③太谿(たいけい)

太谿は内くるぶしとアキレス腱との間の凹みにあります。

このツボは気を活性し腎の働きを良くするので、

  • 身体のだるさ
  • 冷え性

の改善に効果的ですね。

10秒ほどゆっくりとつまみましょう。

 

まとめ

腎の弱りは冷え性やだるさ、痛みなども出ますが血液検査などでは見つかりません。

改善に必要なのは生活習慣と食事です。

合わせてツボを刺激していくと身体は時間がかかっても体質改善されるので頑張ってください

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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