肝臓や胆のうが弱い体質は体操で改善できる!
頑張っても筋肉がつきにくい。
何をしても異常に疲れやすい。
よく顔色が悪いと言われる。
こんな体質に悩んでいませんか?
東洋医学では肝虚(かんきょ)と呼ばれる体質です。こちらでは肝虚体質の改善のために必要な事とお勧めの体操を書いて行きます。
肝虚体質とは
東洋医学における肝の役割とは代謝と血流の調節などになります。
また筋肉や爪をつかさどると言われ、異常が反映されやすいと言われますね。
そのため肝が強い人は筋肉がつきやすく爪も割れにくいです。
血流が良いので顔色は健康的に見えますね。
肝虚はその逆で筋肉はつきにくく痙攣しやすく疲れやすいのが特徴です。
肝が弱る主な原因は、血(栄養)の不足による肝血虚(かんけっきょ)か津液(水分)の不足による肝陰虚(かんいんきょ)です。
顔色は青白く爪は割れやすいなどの特徴もありますね。
遺伝的な面もありますが日々の生活習慣でも弱くなります。
特に
- 働き過ぎ
- 飲酒量が多い
そんな人は要注意。
肝が強い人は肝鬱気滞(かんうつきたい)を起こりやすくなります。
生まれつき肝虚の人や生活習慣で疲れて肝鬱気滞になっている人も次に書いていく体操を試してみて下さい。
肝を強くする体操
東洋医学にもラジオ体操のように内蔵を元気にするものがあります。
肝は筋肉の働きに影響されるので、筋肉の働きを良い状態に保つことは大切です。
肝をつよくするのは鹿の動き
鹿は飛び跳ねるように移動する動物です。
また、草食動物であることから常に逃げる準備をしています。
そのため、動きやすく持久力のある筋肉をしています。
そのため、鹿の動きとは股関節の動きを強化し、背骨の歪みを整える動きになります。
鹿が飛び跳ねるように、軽快なリズムでテンポよく行いましょう。
お相撲の四股踏みもそうですが股関節の柔らかさは背骨の動きも柔らかくします。
骨盤と背骨の動きが良いと、身体への負担が少ないので持久力が高まります。
結果として肝臓を強くし疲れにくい身体になるでしょう。
骨盤揺らし
足を肩幅より広く開けましょう。膝が90度になるまで腰を落とします。
両腕は膝において上半身を支えます。それからお尻を上下に揺らしましょう。
これを30秒ほど行うと骨盤から股関節が整います。
内転筋のストレッチ あぐらのような形で座り両足の裏をあわせます。
合わせた足を出来るだけ自分の体の方に引き寄せ膝はなるべく外に開いた状態で背筋を伸ばし20秒〜30秒キープします。
まとめ
肝の働きは様々ですが弱ってくると
- 顔色
- 筋肉
- 爪
などの異常となって現れます。
良い状態を保つには骨盤周りの体操が重要です。
飲酒量や外食が多い人は少し減らし紹介した体操を実践して下さいね。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院