東洋医学のツボや経絡を使えば健康になれる!
ピンポイント経穴, 東洋医学と西洋医学の違い
経絡とは
東洋医学の経絡とツボは科学的でない。
西洋医学では説明できないから信じられない。
凝っている場所で身体の不調が分かるなんて本当かな?
そんな風に思っていませんか?
こちらでは不思議なものと思われがちな東洋医学を西洋医学から解説し可能な限り科学的に証明していきます。
ツボと経絡とは
ツボが不思議な感じがする一番の理由は人によって言う事が違う所ではないでしょうか。
何なら本によって書いている事が違うほどです。
それもそのはずで、ツボの狙いは様々だからです。
血流の改善を狙うツボから筋肉のツボ、神経反射を起こすツボと様々です。
経絡と言う概念は、ツボを川の流れに例えて各種のツボを結んだもので14種類あります。
次はツボと経絡を西洋医学的に解説して行きますね。
西洋医学から見たツボと経絡
ツボによって起こる反応は神経反射と解説できます。
足ツボなどは、ドイツでは反射区療法と呼ばれ医学として確立されています。
また、離れた所に影響するのもアメリカならカイロプラクティックという骨格矯正は医学として認知されています。
このカイロプラクティックもアメリカでは医師と肩を並べます。
東洋医学の本場である中国では、漢方薬は西洋医学と同列に扱われます。
ギリシャでは、医師はリンパマッサージの習得が必須です。
日本の医師は、江戸時代なら腸のあん摩が出来ました。
国ごとに見れば盛んな医学に違いはありますが、考え方の違いと言えますね。
次はツボを科学的に考えて見ましょう。
ツボを科学する
肺のツボであれば呼吸筋を調整するものが多いですね。
胃のツボなら噛み合わせから胃の周りの腹部の筋肉、足の筋肉に刺激を与えます。
胃は歩くことで上下するので足にツボがあるのは納得ですね。
また、大腸のツボは胃と同じく口周りにありますが、噛む事で胃の機能は高まりますし胃の働きに連動して腸も活発になります。
①肝のツボ、②胆のツボ、③腎のツボの流れは足まで行きますが足のむくみは代謝の良さに左右されるので、肝臓の代謝機能に左右される胆嚢と腎臓が肝臓の近くを流れるのは道理ですね。
また、三焦経は当時発見されていなかった甲状腺に相当し甲状腺の付近を通ります。
全てが科学的とは言えませんが全く無関係では無さそうなのは読み取れますね。
まとめ
ツボや経絡は考えられたのが2000年以上も前ですから全てが科学的で無いのは当然です。
しかし効果があるものだけが残っているのですから当然効果は期待できます。
当たり前の話ですが万能な医学は存在しません。
その上で自分の症状に最も効果的なものを選ぶと良いですね。
LINEに登録してもらえれば最新のブログ情報をお届けします。 また、個別に治したい症状があれば改善のために必要ツボのとり方を送ります
⇒施術や講義を希望の方はこちら
筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院