自律神経失調症やアレルギー、原因不明の痛みはツボと体操で体質から改善!
東洋医学と西洋医学の違い
西洋医学が得意な症状は器質的な問題。
東洋医学が得意な症状は機能的な問題。
だから、問題の本質を探る時は、病院での検査も重要ですね。
ですが、特に異常なしと言われたら、東洋医学の出番です。西洋医学の検査では見落とされがちな、
- 自律神経失調症
- アレルギー
- 原因不明の痛み
などは体質の問題かもしれません。
検査で見つからない異常とは
それは機能の低下です。
厳密に言うと、その人にとって異常かどうか。
ご存知の人も多いと思いますが、血液検査の数値は幅が極めて広く、そこから、はみ出さない限り異常とは診断されません。
体温を例にとると平熱が35度台の人は、36度後半でもだるさを覚えます。
しかし、平熱が37度の人もいます。
この事からも、普段の自分がどんな状態か把握しておかないと、異常かどうかの判断はつかないと言えますね。
東洋医学は、身体の問題を解決するためには体質診断が必要と考えました。
東洋医学における体質診断のタイプは五タイプに分けます。
体質診断のタイプで自分を知ろう
体質は五タイプに分けられます。
木、火、土、金、水タイプの五タイプで特徴を分けていますね。
- 代謝が高いのは木と火タイプ。
- 体内の水分量が多いのは金と水タイプ。
- 土タイプは半々でバランスが良いですね。
代謝が高いと、熱がこもった時に
- 頭痛
- めまい
- イライラ
などの上半身の不調が起こりやすく痛みも感じやすいですね。
水分量が多いと
- だるさ
- むくみ
- 腰痛
などの下半身の不調が起きやすいですね。
土タイプはどちらもふだんは、起こりにくいですが季節の変わり目に弱いのが特徴で、変わり目にはどちらも起こりやすいですね。
代謝と水分量は、お互いをコントロールし合うので、どちらかに過不足があると身体は不調を感じます。
- 自律神経失調症
- アレルギー
- 原因不明の痛み
などの水分量と代謝量を見ていきましょう。
原因は代謝と水分量のアンバランス
自律神経の主な仕事は、代謝と水分量のバランスを保つ事。
- 代謝が上下し過すぎる
- 水分量が過不足する
こうなると、自律神経の負担は大きくなり、許容量を超えた時の症状が、自律神経失調症と呼ばれます。
アレルギーは、過剰な水分が身体に溜まっている人に多いですね。水毒と呼ばれます。
原因不明の痛みの多くは、過剰な代謝から起こります。
代謝と水分量は食事と生活習慣で乱れるので注意しましょう。
- 偏食
- 食べ過ぎ飲み過ぎ
- 寝る前の食事
などを控え、バランスの良い食事を心がけましょう。
そして、身体の状態を整えるために東洋医学では、ツボを刺激し水分量の調整を考えました。
また、体操は代謝の調整を可能にします。
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まとめ
不調とは、身体のバランスが崩れる事にあります。
本来なら、多少の乱れは、自律神経が元に戻してくれます。
自律神経を戻すには、乱す原因となる、代謝と水分量のバランスを戻す事ですね。
食事や生活習慣、ツボに体操を習慣に出来ればほとんどの不調が治るのはこのためです。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院