気滞や瘀血、痰湿から来る自律神経失調症の改善食品としてハーブティーはいかが
パパッと薬膳
ハーブティー
自律神経失調症の原因として最も多いのは気(代謝)の滞りで気滞となります。
改善するのに効果的なのは香りで刺激を入れる事です。
こちらではタイプ別に効果的なハーブティーについて書いていきます。
ちなみに、行動力があってやりたい事をどんどんやっていく私は水タイプなの!
木タイプ
イライラを感じやすく、目が充血しやすい人は、香り豊かなカモミールを選びましょう。
他にもジャスミンなどの香りは心を落ち着けるので良いですね。
また木タイプは肝臓が弱りやすいので、肝臓を助けるアーティチョークは良いですよ。
歴史のある薬用ハーブで、古代ローマでも使われていたそうです。
独特の苦味成分が肝臓の特効薬と言われます。
国によっては、二日酔いにはウコンよりもアーティチョークが好まれます。
その他にも、血中のコレステロール値を下げ糖尿病にも効果があります。
火タイプ
火タイプは最も自律神経が乱れやすいので、リラックス効果の高いラベンダーを選びましょう。
火タイプは心臓が弱りやすいので、お勧めなのはサンザシです。
ヨーロッパでは心臓を元気にする植物と呼ばれています。
特に
- パニック障害
- 不眠
などに効果があり自律神経を整えます。
心臓のポンプ機能も高めるため、高血圧や低血圧の改善も期待できます。
土タイプにお勧めのハーブティー
胃腸が弱りやすい土タイプはなつめを選びましょう。
胃が熱を持つのが原因なので熱を冷ますことが大事ですね。
特にストレスにより胃に熱を持っている場合はローズティーやミントティーが良いですね。
金タイプにお勧めのハーブティー
肌トラブルが気になる人には、デトックス効果の高いハトムギにローズを配合すると飲みやすいですね。
また花粉症などのアレルギーのある人は紫蘇もお勧めです。紫蘇はれっきとしたハーブティーの一つですね。
紫蘇には
- 発汗作用
- リラックス作用
があるのでアレルギーの原因となる水毒の改善が期待できます。
またハトムギは優れた栄養バランスを持ち合わせ老廃物の排泄にも一役買い女性ホルモンの働きを活発にするので女性にとって頼もしいハーブティーですね。
水タイプにお勧めのハーブティー
クリーバーズは、リンパ系に働きかける作用があることが特徴で、痰湿(水分停滞)になりやすい水タイプにお勧めです。
そして
- 利尿作用が足腰のダルさや浮腫を改善
- 消炎作用が膀胱炎による頻尿を改善
する効果があります。
ジュニパーベリーも体内に溜まった老廃物や毒素を排出する働きがあるので腎虚の人にお勧めです。
また、
- むくみや水太りを防ぐ
- 泌尿器系の感染症も予防する
などの効果もあります。冬ならコーヒー好きな人はノンカフェインのタンポポコーヒーを選ぶと良いですね。
ハーブティーではダンデリオンの名で知られ、インドや北アメリカなどでは古くから伝統医学の自然薬として使われていたようです。
利尿作用に浮腫改善、肝臓を強壮作用があるので冬に体調を崩しやすい人は特にお勧めです。
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まとめ
ハーブティーは馴染みの無い人もいるかも知れませんがスーパーなどでも手軽に手に入ります。
ブレンドされている物が多いので自分に合った物が含まれているハーブティーを選びましょう。
欧米では自然の薬として扱われ漢方薬のような存在なので、ぜひ試してみて下さい。
また気滞の症状は不眠の症状が出やすく寝不足で悪化します。夜の22時から朝の2時の間をしっかりと眠る事でハーブティーの効果はさらに高まるので試してみて下さい。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院