金光の治療の歴史
健康法
人物紹介
金光(かねみつ) 一人っ子
持論が強く人の話を聞かない研究者気質。水江の店の常連さん。嫌いなことはしないタイプで愚痴が多い。フリーライター。歴史が好き。
木奈(もくな) 三人姉弟の長女で弟と妹
姉御肌で面倒見がいい長女タイプ、セミナー講師
堅実的で節約志向。高めあえる関係を好む。
木一郎(もくいちろう) 三人兄弟の長男
几帳面でリーダー気質、理論的だが怒りやすい面も。仕事大好きで競争に強い。備品を販売する会社の経営者で金代と水太の上司。
土樹(どき) 二人兄妹
人間関係を重視してボランティア大好き、土麻のお兄ちゃん。想像力が豊かで歴史もののマンガが大好き、栄養学を教える大学教授。
薬剤の話
最古の薬剤と言われるシュメール文明では薬は
- 煎じ薬
- 粉薬
- 燻蒸剤
- 浣腸剤
- 下剤
などを多くの薬草に銅や鉄などのミネラル、さらに粘土などの栄養のある土を食べる習慣もありました。
薬剤は多くの場合、決められた時刻に与えられていました。
最もよく知られた薬剤は、
- 月桂樹
- アロエ
- 大麻
- シナモン
- ヒマシ油
- 辛子
- オリーブ
などがありました。
現代では普通に食べられている辛子やシナモン、オリーブが薬として扱われ、さらに大麻なども普通に使われていました。
医者は
- 疥癬(皮膚病)の殺菌に硫黄
- うつ病や神経痛には大麻
- 肺炎の場合にはシナモン
などを利用しました。
補助的に
- ワイン
- 脂肪
- 油
- 蜂蜜
- 牛乳
も使用しました。
決められた時間に投薬するという時間生物学という概念は現代では当たり前ですが、当時でもその概念を上手く利用していました。
ペラドンナなども瞳を魅力的にするという理由で人気がありました。
1860年にペラドンナを使った神経痛に効く軟膏を発売して人気を呼んだが、実は数千年前にメソポタニアで調合された既成の薬だったとのことです。
現代でも風邪の時に最も優れた飲み物はハチミツを溶かしたホットミルクと言われます。
まとめ
金光「温故知新とは昔のことを知ることで新しい発見があるという意味ですが、特に古代文明から学べることは多くあると思います」
木一郎「気づかずに食べているものも薬だったりするんですね」
土樹「今度、僕も講義で話してみよう。生徒たちも喜びそうだ♪」
木奈「新しい知識をくれる人付き合いは大切ですね。また皆で集まって話したいです」
金光「ぜひ!僕はいつでも予定を合わせます(〃▽〃)ポッ」
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院