胃の機能低下を治して回復させるには

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人物紹介

澤 楽(さわ らく)

東洋医学をベースに内臓整体で身体の体質改善を目指す整体師。

栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康とは何かを考えている。

澤楽「今日も皆さんの健康のために解説します」

「こちらでは東洋医学から見た胃の状態と対処法について書いています」

 

胃の不調はなぜ現れる?

「何ヶ月も胃の不調に悩まされてる」

「生まれつき胃腸は弱い」

「薬を飲んでも気を紛らす程度だ」

こんな悩みは同じ原因で起こるとは限らず、治らない胃の不調には様々な原因が潜んでいます。

同病異治であり異病同治という考えからすれば胃の不調と言っても毎回、同じ処方が必要とは限りません。

胃は消化をする内臓ですが、ストレスの影響を最も受けやすいデリケートな内臓です。

ストレス性胃潰瘍という言葉があるように、胃は過度なストレスがかかると容易に大病になります。

胃の不調は様々な種類があり、

  • 胃がもたれる
  • キリキリする
  • 胸やけがする

など、胃の不快症状は多岐に渡ります。

 

これらの症状によって原因が異なるので当然、治し方も変わってきます。

急性胃炎は胃の蠕動運動の異常なので、胃がむかむかしたり胃もたれしたりします。

さらに胃の痛みが胃酸の過剰分泌と言えます。

対して、慢性胃炎はピロリ菌感染が主な原因ですが、原因不明の慢性胃炎も多くあります。

 

胃の不調の対処法

基本的な対処法としては、胃に負担をかけない食べ方をすることです。

  • 食事はゆっくりよく噛む
  • 腹八分目を心がける
  • 食後30分はゆっくりする

などが基本になります。

西洋医学では原因不明の胃の機能低下を機能性ディスペプシアと呼んでいます。

東洋医学では、

  • 胃熱
  • 胃陰虚
  • 食滞
  • 肝気犯胃

などに分類されます。

胃熱とは炭水化物を食べ過ぎる人に多く見られる症状で、たくさん食べたのにすぐにお腹が空いたように感じ口臭もひどくなります。

血糖値の調節が下手になるので、空腹感が極端に強く、空腹時に元気がなくなります。

胃陰虚とは胃の機能低下で、水分不足から慢性胃炎を起こしている状態です。

辛い物や、味の濃い物を食べ過ぎた結果として、胃が熱を持った状態なので脱水状態ですね。

慢性胃炎の状態になると空腹時でも食欲が無くなります。

食滞とは暴飲暴食により胃に長時間、食物がとどまっている状態です。

主に胃下垂と呼ばれる状態になります。

肝気犯胃とは過剰なストレスにより胃の機能が低下した状態で、ストレス性の胃炎を起こしている状態です。

 

胃の機能を高めるためには

基本的には、まずは生活習慣の見直しと改善が第一です。

要は胃への負担を減らして、胃を回復する時間を作ることです。

そのため、

  • タバコ
  • アルコール
  • コーヒー
  • チョコレート

などの刺激を与えたり、過剰な脂質や糖質は避けましょう。

そして空腹時間を作ることが大切です。

おすすめなのは12時間以上の絶食です。

夜の7時に晩御飯を食べたら朝の7時までは何も食べないということです。

もう1つ重要なのはバランスです。

温の作用があれば冷の作用があるものを摂ると胃の機能は整います。

例えば肉と果物は相性が良いのです。

ところが現代人は冷の作用のあるパンに冷の作用の果物を合わせるという極めて胃腸に負担の多い食事をとっているのです。

昔からの習慣は理に適っており寒い正月には温の作用がある餅を食べます。

また、比較的に暑い地域では冷の作用があるうどんが主流で、寒い地域では温の作用がある蕎麦の習慣が多いのです。

注意点としては、果物や生野菜はビタミンやミネラルを豊富にとれますが冷の作用が強いので、東洋医学では多くのアレルギーに婦人科疾患、胃腸病などは果物や生野菜の過食があると考えています。

特に暑い地域では豊富にとれる

  • バナナ
  • マンゴー
  • キウイ
  • パイナップル

などは身体を冷ます作用が高く、その作用は2~4時間続きます。

つめたい氷水が身体を冷やす作用は10~20分くらいと言われるので、果物の作用がいかに強いかわかります。

ますが、南国の果物は身体を冷やす作用が2~4時間続くと言われます。

そのため、果物を食べる人は

  • チーズ
  • キムチ
  • 味噌

などの温の食べ物も普段から意識して食べましょう。

野菜を味噌汁で摂取するのはかなり理に適っている食事になります。

理想は味噌やキムチなどの温の食事をとり、食後のデザートとして果物を食べるのがおすすめです。

 

まとめ

胃腸の調子が悪いときには胃に優しい食事をとるのが基本です。

それよりも、

  • 腹八分目
  • よく噛む
  • 温と冷のバランス

を意識して空腹の時間を作ることが健康な胃を作ります。

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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