澤楽がおすすめする果実酒はクコ酒
パパッと薬膳
人物紹介
澤 楽(さわ らく)
東洋医学をベースに内臓整体で身体の体質改善を目指す整体師。
栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康とは何かを考えている。
火翔(かと) 二人兄弟の上
ロマンチストで遊び人、薬膳を提供するレストランのシェフ。土樹の授業を受けに言っている。意外に細かいところも多くてよく気が利く
火翔「今回は何の果実酒ですか?」
澤楽「今回は薬膳の食材として有名なクコの実を使ったクコ酒だよ」
火翔「クコですか、最近だとスーパーでも売っていますね」
澤楽「そうなんだ。最近は薬膳も注目されているから色々な食材が手に入るんだ」
火翔「今日も学ばせてもらいます」
クコ酒とは
クコの実には様々な効能があり、
- 抗酸化作用
- 免疫力の向上
- 滋養強壮
- 眼精疲労の回復
- 血液の浄化
- 美肌作用
と実に多くの効果があります。
そもそもクコの実は不老長寿の薬と信じられていました。
実際にクコの実は酸化による細胞の損傷を軽減する効果があるので、老化による酸化を緩和します。
さらに造血機能や白血球数の向上を促進させることが証明されています。
クコの実の栄養を見ると、
- 各種アミノ酸
- β-カロテン
- ビタミンB1、B2、C、E
- カルシウム
- リン
- 鉄
などの成分を含んでいます。
むしろ、栄養が多すぎるので杏仁豆腐に乗っている位の量が一日の目安と言われます。
βカロテンは眼精疲労の回復効果があるので肝臓の機能を助けます。
さらにクコの実は脂肪肝、糖尿病患者に対する治療効果が証明されています。
結果として、血管の弾力の軟化作用に
- 血中コレステロール
- 中性脂肪
の低下作用もあります。
最近では多くのスーパーフードが取り上げられていますが、東洋医学の薬膳ではクコの実はスーパーフードとしてセレブたちが注目しています。
薬膳の世界ではクコの実は平で甘に分類されます。
そのため、
- 補腎益精
- 養肝明目
- 潤肺止咳
などの効果があるので肝肺腎に効果があるとされます。
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まとめ
火翔「まだまだ薬膳の世界は深そうですね」
澤楽「そうなんだ。スーパーフードとは言っても普段から目にしてるものはたくさんあるしね」
「ただし、効果の高いものは食べ過ぎに注意してね」
火翔「気をつけながら料理に応用しますね」
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院