東洋医学から学んだ火なこの正しい洗顔

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人物紹介

澤 楽(さわ らく)

東洋医学をベースに内臓整体で身体の体質改善を目指す整体師。

栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康とは何かを考えている。

火なこ(かなこ) 三人姉妹の真ん中

オシャレ大好きで仕切り屋、ルールに厳しい面も。美容師で女性の薄毛に詳しい。リラックスできる時間は大事にしている。感情的だけど素直。

土麻(どま) 二人兄妹

癒し系でのんびりや、食べることが大好き、澤楽の整骨院の受付嬢

インドア派でカラオケが趣味、患者さんに健康体操やツボを教えている。

土麻「最近、肌がつっぱるの~」

火なこ「ちゃんと洗顔の後に保湿してる?」

土麻「ちゃんとしてるんだけどな~」

澤楽「洗顔が間違ってるかもしれないよ」

土麻「普通の洗顔しかしてませんよ?」

澤楽「実は世間で言われている洗顔には落とし穴があるんだ!」

火なこ「そうなんですか!?」

「ぜひ正しい洗顔を教えてください<m(__)m>」

澤楽「じゃあ東洋医学から見た正しい洗顔を説明するね」

洗顔で大切な事は

東洋医学では汚れを取ることが洗顔とは考えていません。

湯船にしっかり浸かると汚れはほとんど落ちるからです。

もちろん化粧などでメイクしていれば化粧を別に落とす必要はありますが、湯船のお湯だけで軽く顔を拭うだけでも十分!

だけど毛穴の奥の汚れが気になると言う人もいます。

実はそれは思い込み❗

本来なら毛穴の中は皮膚の常在菌がいるので、ほとんどの汚れは分解されます。

むしろ、洗いすぎれば皮膚の常在菌まで殺して逆効果です。

大切なのは毛穴からの汚れの排泄を促進することなのです‼️

むしろ過剰な清潔は自らの汚れを排泄する機能を落としてしまいます。

東洋医学で重視するのは自浄作用です。

現代の考え方は機能の低下を医薬品などで代替しようとしますが、東洋医学では機能の向上を図ります。

そもそも皮脂が毛穴に詰まった状態になっているのは、入り口付近だけなので毛穴の奥まで洗浄する必要は無いのです。

むしろ過剰な洗顔は皮膚を痛める原因になってしまいます。

また、オイルクレンジングやクリームクレンジングなどしっとりした成分で洗っていると皮脂腺が詰まりやすいという報告があります。

つまり、ニキビや吹き出物が多い人はクレンジングが原因の場合もあるのです。

毛穴は外からぐりぐりと過剰な刺激を与えられると、広がってしまい皮脂の過剰分泌を招きます。

大切なのは身体からもさらっとした良い皮脂を出すことです。

毛穴を詰まらせないためにはさらっとした皮脂を出しましょう。

言うなれば重要なのは肌の手入れよりも質の良い皮脂の合成と分泌です。

そもそもクレンジングは、メイク汚れを落とす物と洗顔料は皮脂の汚れを落とす物と役割が違います。

季節によって乾燥する時期なら保湿が必要なこともあるけど、それはあくまで冬に限ります。

現代は冬の寒さに加えて、暖房器具による乾燥が皮脂の排泄に異常をきたすので保湿が必要な場合もあるのです。

 

昔から使われている美容薬は黄土

昔は乾燥で肌が荒れた時に使われていたのは泥です。

特に有名なのは朝鮮半島東南部の沿岸部で採掘される泥である黄土は多くのミネラルや酵素を含むことで知られていました。

多くのミネラルや酵素を含んだ黄土を肌に乗せると、多孔性構造を持つ黄土は肌の汚れと余分な皮脂や角質を取り除いてくれます。

基本的に肌表面のミネラルバランスが整っていると過剰な皮脂は分泌されず、肌は潤いを保つことが可能です。

そもそも肌が健康な状態とは角質が豊かな水分と細胞間脂質を持っている事になり、優れたバリア機能を備えている状態です。

この角質が弱るのは水分とミネラルが不足した時なのです。

だから東洋医学における洗顔とはあくまで不足した水分とミネラル分を補って、肌本来の機能を高めることが可能な黄土を使用していたのです。

現代ではそんな黄土を利用した石鹸が人気です。

肌を理想の水分とミネラル分のバランスに保ちます。

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火なこ「大切なのは肌を自然な状態に保つことなんですね」

澤楽「そうなんだ。不自然に皮脂を落とし過ぎるから、保湿が必要になる事の方が多いんだ」

土麻「今日も勉強になりました~」

火なこ「明日からミネラルをしっかりと含んだ黄土石鹸で肌を潤わせます!」

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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