火奈子が教えるキラリ美容法は肝斑(かんぱん)の消し方
キラリ美容法
人物紹介
澤 楽(さわ らく)
東洋医学をベースに経絡内臓整体で身体の体質改善を目指す鍼灸マッサージ整体師。 栄養学に薬膳も組み合わせて本当の健康を実践している。プラチナ経絡整体で様々な疾患を解消しています。
火奈子(かなこ) 三人姉妹の真ん中 循環器系が弱りやすい火タイプ
オシャレ大好きで仕切り屋、ルールに厳しい面も。美容師で女性の薄毛に詳しく、キラリ美容を開発中。アロマを使ったリラックスできる時間は大事にしている。感情的だけど素直。火翔の幼馴染で、土麻と仲良し。
土麻(どま) 二人兄妹 消化器系が弱りやすい土タイプ
癒し系でのんびりや、食べることが大好き、澤楽の整骨院の受付嬢。インドア派でカラオケが趣味、患者さんにツボ健康体操を教えている。土樹の妹で、火なこと仲良し
火奈子「最近、テレビで肝斑を見たけど東洋医学でなおせるの?♪」
澤楽「肝斑みたいなシミは、身体から変えればすぐに消えるよ」
土麻「そうなんですか~、もっと聞きたいです~」
澤楽「じゃあ、今日は東洋医学から見た肝斑の消し方を紹介するね」
肝斑とは
肝斑は東洋医学の言葉だけでなく、皮膚科でも使われる肌のシミの呼び方です。
実際に、肝斑はシミの元祖とも言える存在と考えている皮膚科医も多くいるそうです。
最近では、肝斑がテレビで取り上げられたので、病院を訪れる人も増えたそうです。
肝斑は左右対称に広がりやすいのが特徴です。
肝斑が、他のシミと違うところは、内服薬でも治療の成果が表れることです。
最近、テレビのCMでもやっていましたが、肝斑はトラネキサム酸を処方すれば一時的には解消されます。
ですが、肝斑の原因を解消しない限りは何度でも出てしまうのです。
トラネキサム酸配合の内服薬は、薬局でも気軽に変えるので認知度は上がっています。
シミにはいろいろな原因があり、肝斑だけでなく、他のシミを併発してる場合も多くあります。
例えば、日光黒子と呼ばれる加齢性の色素斑や、ホルモンバランスの乱れが原因のソバカスもあります。
東洋医学から見た肝斑の解消の仕方
肝斑の原因は複数ありますが、女性ホルモンのバランスが影響しており、
- ストレス
- 不規則な生活
- 睡眠不足
などが原因としてあります。
また肝斑の場合は、紫外線は直接の原因にはならないので、紫外線対策では効果があがりません。
肝斑の根本的な解消には、皮膚のターンオーバーを保つために全身の気(代謝)を高めることが大切です。
全身の気(代謝)を高めるには、
- 肝経(気(代謝)を高める)
- 脾経(気(代謝)の原料を吸収)
- 腎経(気(代謝)の老廃物を排泄)
の流れを良くすることが大切です。
これらの経絡は足の内側に集中しています。
そのため、足の内側の流れが悪い人は肝斑だけではなく、むくみや生理痛、下半身の冷えなどが目立ちます。
足の経絡の流れを良くするには、足を温めて心臓に向かって擦ります。
お風呂の中で内くるぶしから膝の裏までを軽く擦りましょう。
足の内側には、静脈とリンパが流れているので、温めながら擦るだけで効果があります。
擦り方が強すぎると揉み返しがあるので気持ち良いくらいの強さがおすすめです。
30回ほど擦って、最後に膝の裏を20秒ほど揉みほぐせば完了です。
大切なのは、普段から続けることなので、ぜひ習慣にしてください。
経絡の流れを良くして気(代謝)を高めよう!
澤楽「だから顔のシミとは言っても、解消すべきは足の内側のむくみなんだよ」
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院