水太のスマート筋トレは古武道の考え方

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人物紹介

水太(みずた) 二人兄弟の下 泌尿器系が弱りやすい水タイプ

とにかく行動的でじっとしていない、意外にビビりな面もあり、新しいことを始めたいが始めるまでに時間がかかる。木一郎の会社に勤務。スマート筋トレを実践しており、通販が大好き。

金代(かなよ) 二人姉妹の下 呼吸器系が弱りやすい金タイプ

マイペースで職人気質、とにかくこだわりが強い。友達は少ないが深い付き合いで寝るのが大好き。木一郎の鍼灸用品の会社で働いている。澤楽に灸のツボを習っている

水太「金代!筋トレって重要だと思うか!?」

金代「は?(、、、また妙なことを)」

水太「俺は、また新しい知識を学んだから教えてやるよ!」

金代「はいはい(、、、別にいらないけど)」

古武道の身体の概念

現代の多くの武道では、筋トレは当たり前のトレーニングとなっています。

ですが、古武道が重視しているのは筋肉ではなく、

  • 練習に耐えられる体力
  • 勝負に耐えられる身体

の2つと実にシンプルです。

筋肉の有無は重要でなく、練習をこなすのに必要な筋力や体力があれば良いということです。

つまり、筋トレは必要なトレーニングではなく、場合によっては必要な人もいるという位のものになります

たとえば、剣術なら重心が崩れないくらいの足腰の強さや、剣を振るための握力があれば十分だということになります。

もちろん、実際の練習で体力の向上を目的とする側面もありますが、本当に練習で行うべきは技そのもの上達となります。

疲労で型が崩れるようでは、技そのものの上達の障害になります。

そのため、正しい練習をするための最低限の体力を鍛えるために、ある程度の筋トレを必要とする場合もあるということです

多くの古武道では、技を習う前段階として、型を作るための鍛練があります。

勝負に耐えられる体力とは、実践で活かせられるかどうかの体力になります。

古武道の歴史を遡れば、命がけの勝負から始まるので、緊張状態のなかでも練習通りの動きが出来なければ意味が無いと考えます。

そんな本番さながらの身体を作るには、相応の鍛練が必要となります。

現代人は、生活の大部分で楽をする習慣が身に付いています

そのため、実践的な動きを身に付けるには、根本的な鍛練から始める必要があるのです。

また身体の鍛練は、より高いレベルの武道的な動きを身につけられる、より強い身体作りが必要と考えています。

とは言え、やみくもに筋トレをすることは、実践的な身体の動きを実現するとは限りません。

あくまで、身体を鍛えるのは、最も動くのに適した身体を作るためだからです

最近のマシーンを使った筋トレは、特定の筋肉を使うことに意識が向きがちです。

そのせいで、特定の筋肉は確かに強くなっても動きの邪魔をすることすらあります。

年を重ねても元気に歩くために必要なのは、足腰の筋肉が過剰にある必要はありません

歩くという動きの中で必要とされる、最低限の筋肉が鍛えられていれば良いのです。

むしろ、過剰な筋肉は余計な緊張を生み、燃費の悪い身体をつくるかもしれないのです

 

適度な筋肉こそが理想

筋トレをする上で最も重要なのは、自分がしたい行動に必要としている筋肉かを考えることです。

さらに筋トレをするさいには、自分がしたい行動の邪魔をしないかということまで考えなくてはなりません。

古武道の先生が意識して行う筋トレは、体幹や下半身を鍛えるスクワットなどが基本とのことです

それは、現代生活では下半身と体幹が弱りやすいからです。

車に乗ったり、エレベーターをすぐに使う生活ではどんどんと下半身が弱っていきます。

そのため、少しだけの筋トレが重要とのことです。

ですが、それ以外は普段の動きにプラスして歩いたり、階段を上ったりするだけでも大丈夫とのことです

スポーツをするなら、最低限の筋トレと実践的な練習をこなすことが大切です

 

過剰な筋トレはマイナスに!

水太「分かったか!筋トレが必要な時もあるけど、やっぱり実践的な練習が一番なんだよ!!」

金代「ふーん、まあ勉強にはなったわ(、、、筋トレはしないけど)」

水太「じゃあ、ランニングでも行ってくるぜ!」

金代「まだ、勤務時間よ!(あほ)」

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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