マラソンでの足の痙攣を予防する東洋医学

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人物紹介

水太(みずた) 二人兄弟の下 泌尿器系が弱りやすい水タイプ。

とにかく行動的でじっとしていない、意外にビビりな面もある。木一郎の会社に勤務。スマート筋トレを実践している。

金代(かなよ) 二人姉妹の下 呼吸器系が弱りやすい金タイプ

マイペースで職人気質、とにかくこだわりが強い。友達は少ないが深い付き合いで寝るのが大好き。木一郎の鍼灸漢方用品の会社で働いている。澤楽に灸のツボを習っている

「金代!今日はランニングをするときの注意点だぜ!」

「、、、そうなんだ(しないけど)」

「これさえ押さえておけば快適なランニングが出来るぜ!」

「、、、ふ~ん(どうでもいい)」

足の痙攣を予防するには

まず筋肉の痙攣は血(栄養)が十分に流れてない時に起こります

ポイントとなるのは毛細血管です。

毛細血管は加齢とともに減っていくので、意識して血流を良くしておかないと毛細血管は失われてしまいます。

そこで注目されているのがLSDと呼ばれるトレーニングです。

LSDの目的は、体内で使われていなかった毛細血管を復活させます。

毛細血管が復活すると、血中の老廃物を除去しやすくなります。

下半身の老廃物の90%は血流で、10%はリンパによって流されます。

LSDのやり方は、普段よりもゆっくりのペースで長く走ることです。

特に90分以上かけて、スローペースを維持すると毛細血管は復活しやすいと言われます

 

ランニングフォーム

足がつりやすい人は、ふくらはぎを使って地面を蹴って走っています。

これでは地面からの衝撃が強いので、ふくらはぎの負担が大きくなります。

大切なのは膝を前に上げるということです

陸上選手なら知っているフォームですが、膝を前に出して腰を前に引っ張る感じです。

だから、ふくらはぎは地面を蹴るというより、膝を上げるために身体を支えているようなイメージです

 

補給に必要なもの

ランニングをする人の中で、水で済ます人も多くいますが、これは血(栄養)の不足を招き足の痙攣の元となります

血(栄養)が不足する原因として、汗をかいたときにミネラルが流れて不足することがあります。

スポーツドリンクはカロリーが高いからと敬遠する人もいますが、糖質だけでなく電解質も含まれているので血流も調整します。

そのため、普段から足の痙攣を起こしやすい人はスポーツドリンクでの補給も大切なのです

また、東洋医学では足の痙攣の予防として芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を飲みます。

芍薬甘草湯には即効性があるので、大切なレース前にはおすすめです。

芍薬甘草湯に含まれる成分が筋肉を弛緩させ、足の痙攣の痛みとこわばりを治してくれます

漢方は薬ですがドーピングにはなりません。

芍薬甘草湯はタブレットタイプもあり携行にも便利です。

基本的には、足の痙攣が起こってからでなく、予防として飲んでおくのが大切です

 

血(栄養)を巡らせて快適なランニング!

水太
だから、会社の芍薬甘草湯を飲もうぜ!
、、、ちゃんとお金払いなさいよ(勝手に使いそう)」
金代
水太
そうだな!じゃあ走りに行こうぜ!
いかないわよ!(何回も言わすな)」
金代

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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