木奈の陰陽経営セミナーは山あり谷あり
陰陽経営セミナー
人物紹介
木奈(もくな) 三人姉弟の長女で弟と妹
姉御肌で面倒見がいい長女タイプ、セミナー講師
堅実的で節約志向。高めあえる関係を好む。
木一郎(もくいちろう) 三人兄弟の長男
几帳面でリーダー気質、理論的だが起こりやすい面も。仕事大好きで競争に強い。備品を販売する会社の経営者で金代と水太の上司。
土樹(どき) 二人兄妹
人間関係を重視してボランティア大好き、土麻のお兄ちゃん。想像力が豊かで歴史もののマンガが大好き、栄養学を教える大学教授。
金光(かねみつ) 一人っ子
持論が強く人の話を聞かない研究者気質。水江の店の常連さん。嫌いなことはしないタイプで愚痴が多い。フリーライター。歴史が好き。
木奈「今日のセミナーのテーマは人生は山あり谷ありということなの」
木一郎「なるほど、仕事をする上で大切なのだよ」
金光「これは、僕もぜひ聞きたいテーマです~」
土樹「勉強させてもらいます(今日もかっこいい)」
木奈「では、始めるのよ」
山あり谷あり
仕事に限らず人生は山あり谷ありと言われます。
ただし、本人は山あり谷ありと思っていても他人から見てもそうだとは限りません。
外から見たら順風満帆に見えても、ずっと順調な事ばかりでは無いのです。
これを理解しておくと、周りの見え方が違います。
どんなに慎重派できちんと運営をしている人でも、やはり突発的なことや自分のメンタルの影響を受けたりします。
それこそコロナのように突発的にガクッと売上を落ちることもあります。
そんな時には、とても焦って困るのは当然です。
つまり、いつでも順風満帆が当たり前ではなくて、山あり谷ありが当たり前と思っておくことが肝心です。
谷の時には、山にするためにはどうするのかを考え、這い上がるための準備もしなくてはいけません。
そのあたりの気持ちを事前に持っていようと思うかが重要です。
そういう時期が来るものだと思って、来た時に「想定内だこうしよう」と落ち込まない。
そして、次に行くための準備出来れば、気持ちの面で随分と楽になります。
コンサルティングの話だと、10年くらいの間に3回くらいは突発的な危機が訪れると言っています。
落ちた時には、次にどうするかを考えることが必要だと考えるのです。
誰にでも、落ちる時期が考えるきっかけとして必要だったと思えるようになることが大切なのです。
谷は必ず来ます。
だから、谷が来ることを恐れずに、谷が来た時に備えて心の準備があれば問題は大きくなりません。
大切なのは、谷が来ないようにする事でなく、谷は来るものだと知っておくだけでも十分なのです。
ずっと順調に行くということはあり得ないのです。
上手くいっている人ほど、実は谷も深かったというのはよく聞く話です。
大きな山を迎えられる人ほど、谷を怖れずに果敢にトライした人と言えます。
谷を越えるのに特別な能力は必要ありません。
谷が来た時に、「やっぱり来たな」と思える自分で居られれば十分なのです。
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谷が来ることを恐れない
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院