金光の歴史人物シリーズ①は菅原道真

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金光
今日は大阪天満宮でも祀られている菅原道真(すがはら みちざね)です。

学問の神様で九州でも祀られています(有名人)

菅原道真とは

菅原道真の有名なエピソードで有名なのは、5歳で漢詩を詠んだことです。

そのため当時から神童と呼ばれていました。

5歳で作った漢詩が

「月夜見梅花 月耀如晴雪 梅花似照星 可憐金鏡転 庭上玉房馨」

です。

読み方は、

「月の輝きは晴れたる雪の如し

梅花は照れる星に似たり

憐れむべし 金鏡(きんきょう)転じ

庭上に玉房の馨(かお)れることを」

になります。

意味は、

「今夜の月の光は、晴れた日の雪のように明るく、その中で梅の花はきらきらと輝く星のようだ。

なんて素晴らしいのだろう。

空には月が輝き、この庭では梅の花のよい香りが満ちている。」

になります。

青年期には百発百中の弓を使い武名を馳せながら、さらに学者としての最高位であった 文章博士(もんじょうはかせ)となりました

政治でも讃岐国の長官として疲弊していた国を建てなおし政治家としての手腕も高く評価されました。

菅原家は祖父の清公(きよきみ)、父是善(これよし)も文章博士(もんじょうはかせ)に任命された家柄でした。

ですが若くして国の中心になったことから政敵が多くなり、身に覚えのない罪によって大宰府に突如左遷されることとなりました。

自宅から左遷先の九州に赴く際には

「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

という歌を詠んでいます。

意味は

「春風が吹いたら、香りをその風に託して大宰府まで送り届けてくれ、梅の花よ。

主人である私がいないからといって、春を忘れてはならないぞ。」

になります。

そのまま九州の地で生涯を終えますが、今では人から神様としてあがめられ学問の神様として信仰を集めています

金光
3月の受験シーズンには大阪天満宮は特に賑わいます。

学問の神様である菅原道真のご利益で合格した人も多数です。(僕も)

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筆者:澤 楽

鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。 澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院

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