キラリ美容で更年期の敏感肌を解消
キラリ美容法
その時期には肌が荒れるけど、更年期も肌荒れも気をつければ乗り越えられるの♪
更年期と肌の関係
更年期以降ではエストロゲンが急激に減少します。
エストロゲンが減少すると皮脂膜や角質層が薄くなるので、皮膚の乾燥が目立つことがあります。
さらに皮膚のバリア機能が低下すれば刺激に敏感な肌となるのです。
肌は毛細血管を通して水分や栄養を供給し、老廃物を除去してくれています。
血流が悪くなると肌は栄養不足となりシミやシワの原因となります。
また老廃物が溜まることでタルミの原因となります。
ホルモンのバランス
排卵期が終わり、黄体期にさしかかるとプロゲステロンの量が増えはじめます。
この時期は肌があれやすくなったり、ニキビができやすくなったりと肌の調子は不安定になります。
また黄体期はPMS(月経前症候群)が起こりやすく、イライラしたり情緒不安定になったりと、肌だけでなく心も不安定になりやすい時期です。
これはエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れるために起こります。
プロゲステロンはセロトニンやインスリンの作用を弱め、作用が弱まることで甘いものの欲求が抑えられなくなります。
欲求に負けて甘いものを食べ過ぎると、肌あれやニキビにつながってしまいます。
さらに50歳前後になると消化酵素の活性が急激に低下するので、タンパク質を摂っても体内でうまく活用されない可能性があります。
すると肌のターンオーバーが遅くなり、肌荒れをした後に戻りにくくなります。
肌のターンオーバーを促すには
肌のターンオーバーは加齢によって遅くなります。
20代では約28日で新しくなっていた肌が、50代では約75日ほどかかるようになります。
そのためターンオーバーが完了するまで、肌へのダメージを減らすことが大切です。
特に更年期で敏感肌の人は血(栄養)や津液(水分)が不足しがちなので、肌の皮脂を落とし過ぎたり肌をこすり過ぎたりするのは避けましょう。
そして吸収しやすいタンパク質を意識しましょう。
タンパク質の吸収率は動物性の方が90%と高いのに対して、植物性は70~80%ほどに留まります。
さらに含まれるタンパク質の内容も乳製品や卵の方が植物性よりも優れています。
そのため、乳製品や卵などを意識的に食べるのは敏感肌の予防に効果的です。
肉類の食べ過ぎは問題になりやすいですが、更年期の時期にはある程度は肉類を食べる方が敏感肌の予防につながります。
だから更年期の時期は肌のダメージを減らすのが重要なのね♪
そして吸収率の高いタンパク質を意識して食べるのね♪
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院