腕リンパの流れを良くするポカポカ経絡体操は少海と尺沢
ポカポカ経絡体操
腕のリンパのポイントとなるのは肘になります~。
リウマチやへバーデン結節の人も試してください~
少海(しょうかい)と尺沢(しゃくたく)
少海は肘のシワの内端にあるツボです。
少海は心経に分類されるツボで、自律神経を整えて心臓の機能も落ち着けます。
肘のツボは頸肩腕症候群などによる腕の痛みや痺れ、肩こりにも有効です。
ポイントとなるのは耳鳴りを解消するツボで、水分代謝を高める作用があるところです。
肘を調整すると肋骨の動きが良くなるので、肺が働きやすくなり水分代謝が高まるのです。
尺骨神経が走っているので押されるとピリピリして小指に影響があります。
尺沢(しゃくたく)は主に咳を止めるツボで、尺沢は肘のシワの外端にあります。
そんな尺沢は肺経に属して少海と同様に肋骨の動きを高めます。
肋骨の動きが高まれば呼吸器の不調は解消されるので、喉の痛みや腫れも解消されるツボです。
腕回しストレッチ
少海と尺沢を刺激した後は肘周りのストレッチを行います。
東洋医学で重視しているのが四肢の扱いです。
特に手関節や肘関節にはどちらも重要なツボがあり、リンパの流れを良くするには効果的と考えています。
そこを捻って流れを良くする事で、全身の水分代謝を向上させリウマチの関節の腫れを抑えます。
やり方は、
- 腕を水平の高さに持って来て、肘は軽く曲げ掌を上に向けて手首を曲げる
- その状態から腕を回し、回し切った逆にも回す
- 回しきったら3秒ほど止める
これを五回ずつ行います。
*呼吸は止めないようにして深く長く呼吸をします。
痛くない範囲で可能な範囲で捻じると腕のリンパの流れが向上します。
日常生活には無い捻じりの動きを入れることで関節の可動域を高めます。
すでに関節の変形があり、思うように動かせない人は無理のない範囲で行ってもそれなりの効果があります。
すると腕のリンパの流れが良くなるので、指の腫れが引きやすくなります~。
普段から続けて行うと効果的です~
LINEに登録してもらえれば最新のブログ情報をお届けします。 また、個別に治したい症状があれば改善のために必要ツボのとり方を送ります
⇒施術や講義を希望の方はこちら
筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院