キラリ美容で肌をバリアで守る
キラリ美容法
だから、肌を強くすれば肌荒れはしにくくなるの♪
肌のバリア
エストロゲンが肌の弾力を保つコラーゲンの生成や、水分量を高める働きを担っているのです。
肌の最大の役割は身体を守るバリア機能ですが、肌の水分量が減るとこの機能は低下します。
すると外からの異物に対して敏感に反応し、かゆみや炎症を起こしやすくなり敏感肌となります。
春先であれば花粉や黄砂などに肌は敏感になり、普段から紫外線や寒暖差など肌に負担となるものに弱くなります。
更年期の方だけでなく、どの世代にとっても季節の変わり目は肌にとって過酷な状況といえます。
季節の変わり目は血流が不足しがちなので、肌の乾燥だけでなくダルさや寝つきの悪さなども現れます。
バリア機能を低下させる原因
化粧品に含まれる肌に刺激となる成分には、界面活性剤やアルコール、シリコーンなどがあります。
化粧品に含まれる界面活性剤は肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。
皮脂が落ちると肌のバリア機能が低下するので、乾燥やシミ、ニキビなどの原因になるのです。
とは言っても、界面活性剤のおかげで化粧品は安定したり汚れを落としたりします。
また、界面活性剤にも種類があるので、効果の強いものから弱いものまで様々です。
シリコーンは撥水性が高く、べたつきをなくす潤滑性に優れています。
シリコーンは肌に悪影響を与えるわけではありませんが、一度つけたシリコーンは落ちにくいためにクレンジング剤を使わないといけません。
肌にダメージを与えるのはクレンジング剤なのです。
クレンジング剤はメイク汚れを効率的に落としますが、必要な角質なども剥がしてしまいます。
肌をキレイに保つバリア機能とは角質層にあり、角質層を満たす細胞間脂質なので過剰に角質が剥がされるとバリア機能が低下します。
肌荒れは乾燥肌と乾燥性脂性肌の両方で起きやすく、低温で乾燥した冬に多く発生します。
アルコール成分は肌に必ずしも悪いという訳ではありませんが、敏感肌の人はヒリヒリすることがあります。
肌に必要な栄養
肌のコンディションを保つためには、つねにビタミンAを補給することが必要です。
栄養学的に見てビタミンAが豊富なものは、薬膳から見ると補血補陰と呼ばれます。
補血とは血(栄養)を補給して、補陰とは水分を補給することです。
ほうれん草は代表的な補血補陰の野菜で、昔から乾燥から身体を守ると考えられていました。
カボチャのようにビタミンAに加えて炭水化物も多く含む野菜は、胃腸の機能を高めて栄養の吸収率を高めてくれます。
補血の作用は、他にレバーやバターが強い作用を持っています。
また、卵黄は補血補陰の作用に加えて乾燥からも肌を守ります。
肌に痒みがあって、赤みが目立つ人には熱を冷ます緑茶をホットで飲むのもおすすめです。
バリア機能がしっかりとしていれば化粧品や紫外線なんかの刺激にも負けないの♪
だからバリア機能を高める栄養が大切ね(^^♪
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院