1月のパパっと薬膳
パパッと薬膳
今日のパパっと薬膳は豚汁だね♪
お店で食べても買ってきても良いし、時間があれば作るのも良いね♪
冬が旬の食材
食材には様々な効能がありますが、時期によって含んでいる栄養が違います。
昔なら旬の時期しか食べられませんでしたが、今は季節外れの食材も多いので旬を意識して食べましょう。
大根は11~2月が旬で、薬膳の作用としては清熱化痰と理気消食があります。
大根は辛み成分であるイソチオシアネートを含み消食に役立ちます。
また、ビタミンB群にC、セレンを含むことで代謝を高め、豊富なカリウムが排尿を促して身体の熱を発散させます。
人参は10~2月が旬で補血補陰、健脾消食、清肺止咳などの薬膳作用があります。
ニンジンに圧倒的に多いカロテノイドはビタミンAに変換され、胃腸や肺などの粘膜を守り肝機能を維持します。
長ねぎは11~3月が旬で去風止咳、発汗解表、散寒通陽などの薬膳作用があります。
ネギにはアリシンが含まれ、痰を減らして血流を高めて殺菌作用で風邪予防になります。
五行色体表から見ると冬は豚肉が良いとされ、豚肉は補陰潤燥 補気補血に補腎の作用があるので身体を潤します。
豚肉のもう一つの特徴はアミノ酸スコアがベストなことで、多くのアミノ酸をバランスよく含みます。
ビタミンB群が多いことで作られるエネルギーが多いので、心身ともに元気になります。
お勧めの薬膳料理
冬が旬の野菜と豚肉をあわせた料理でおすすめなのが豚汁です。
豚汁は寒い北海道で作られた料理とされ、寒さで体調を崩さないように作られた料理との説があります。
それほどに豚肉は寒い冬を乗り越えるエネルギーを作るのに適しています。
豚汁は北海道で作られた冬を乗り切る薬膳だね♪
LINEに登録してもらえれば最新のブログ情報をお届けします。 また、個別に治したい症状があれば改善のために必要ツボのとり方を送ります
⇒施術や講義を希望の方はこちら
筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院