胃もたれなどの不調は東洋医学の知恵とツボ使って解消しよう!
東洋医学の胃
食後に胃もたれする。
水分を多くは飲んではいないにチャプチャプしてる感じ。
いつまでも胃もたれする。
こんな悩みはありませんか?
こちらでは胃の不調から水分代謝が悪くなる原因と対処するためのツボを書いていきます。
胃の不調の原因
消化とは胃の酸性消化液と膵臓のアルカリ性消化液の共同作業です。
胃もたれする原因の一つは、膵臓の機能低下により消火作業が滞っている事にあります。
大切なのは水分の代謝ですね。
水分代謝が低下する原因の一つに身体の冷えや足の関節の動きが低下している事が挙げられます。
身体を冷やすのは気温だけではありません。
生ものや消化不良を起こしやすい物の食べ過ぎ、夜遅くの食事に注意しましょう。
次は身体を冷やし関節の動きを悪くする食事について書いていきます。
身体を冷やすものとは
最も身体を冷やすのは白砂糖や白米、小麦になります。
これらの共通点は生成された食品であるという事。
全ての食物には酵素やミネラル、ビタミンが含まれます。
そのため自力でも分解されるように出来ています。
野菜を長い時間放置していたら水のようになっていた経験はありませんか?
自然にある全ての食べ物は、土に帰れるように細菌の力を借りなくても分解される準備が出来ています。
人工的に生成された食品は、腐りにくくなる代わりに分解もされづらくなっています。
そのため食べるなら黒砂糖に玄米、全粒粉の小麦などの全粒粉の食物が良いとされるのはこのためです。
しかし現代の食事情では全く食べないのは難しいですよね。
量を減らすのも大切ですが排泄できる身体づくりが重要です。
次は排泄できる身体作りをするためのツボを紹介します。
排泄するための胃のツボ3選
特に、
- 食べ過ぎ
- 飲み過ぎ
による胃痛には効果的です。
消化を促進するために消化液の働きを良くします。
また血液循環を良くして冷えた胃を温める効果もありますね。
①中脘(チュウカン)
おへそとみぞおちを直線で結んだ線の中間にあります。
軽く擦るように時計回りに刺激しましょう。1分ほど続けてください。
ただし食べた直後はマッサージをしないでくださいね。
②足三里(アシサンリ)
膝の下の出っ張りの外側のくぼみです。ここを気持ち良いくらいに10秒ほど刺激しましょう。
胃腸を整えるツボで最も有名な四総穴の一つです。
身体全体の気血の流れをよくするので、どれだけ歩いて疲れてもここを刺激すればあと三里(12km)は歩けるという事から足三里です。
③関元(かんげん)
場所はへその下4寸(約8cm)で窪んでいる所です。
元気の関所と呼ばれ丹田の名でも知られます。
全身の気を整える効果があるので生理痛が重い女性にもお勧めです。
こちらは日ごろから腹巻などで温めておくと良いですね。両手を重ねて置いて5分ほどゆっくりしましょう。
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まとめ
胃の不調は消化液の働きが低下したことで起こります。
身体を冷やす食事は量を減らすか精製前のものを摂りましょう。
合わせて紹介したツボを刺激すると排泄力が上がるので試して下さいね。
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筆者:澤 楽
鍼灸マッサージ師で東洋医学と西洋医学の融合と併用を目指しています。
農学部出身なので栄養学から見た薬膳についても書いていきます。普段は大阪市中央区のほのか整骨院で院長をしています。
澤楽はペンネームです。
ほのか整骨院